タイプラボは、古典的なカタチのかな文字と、現代的な雰囲気の漢字が、新鮮な文字組イメージを創り出す総合書体「墨東ルイカ」(9ウェイト)を発売した。価格はダウンロード版が2,730円、CD版が3,980円で、いずれも1ウェイト(標準・等幅の2フォント)を同梱。

墨東ルイカは、同社の基本総合書体「ルイカ」に、かな書体「墨東」と組み合わせた、見やすくバランスが良いフォント。1書体につき、標準フォントと等幅フォントが同梱される

本製品では、JIS X 0201-1997全字種(ASCII/JISローマ字94字 半角カタカナ63字)、JIS X 0208-1990全字種(第一水準漢字2965字、第二水準漢字3390字、非漢字524字)を収録。文字の太さは9種類用意し、使用環境や目的に合った最適なフォントが選択可能となっている。等幅バージョンは、英大文字の「I」と英小文字の「l」と数字の「1」、英大文字の「O」と数字の「0」が、はっきり区別がされているので、URL表記やプログラム編集などにも活用できる。仕様は、Macintosh/Windowsに対応した日本語TrueType総合フォント(2バイト)。PDFファイルにエンベッド(埋め込み)することも可能だ。なお、同社Webサイトにて、無料お試し版を配布している。