テクトロニクス社は4月18日、大学や高等専門学校(高専)などでオシロスコープを初めて使用する学生などに向けて設計したデジタル・オシロスコープ「TDS1000C-EDU」を発表。大学/高専などの教育機関向けに販売を開始した。

教育機関向けオシロスコープ「TDS1000C-EDU」。各種のガイドなども付属する

同製品は、同社オシロスコープ「TDSシリーズ」をベースとした教育機関向けモデルで、周波数帯域40MHz/60MHz/100MHzの3機種が用意されており、すべての機種に1チャネルに1本の汎用受動プローブが標準で付属(保障期間3年)。全チャネルでデジタル・リアルタイム・サンプリングを採用することで、全チャネル同時にさまざまな信号を正確に評価することができ、エッジ・トリガ、パルス幅トリガ、ライン選択可能なビデオ・トリガなどのトリガ・オプションを活用することでさまざまな波形をすばやく取り込むことが可能となっている。

解析機能としては、標準でFFT、波形演算(+、-、×)、スクリーン・カーソル、16種類の自動波形測定機能を装備。学習、操作が容易になるよう、各チャネルで独立した操作部を持った直感的な前面パネルとUSBポートを装備しているほか、ヘルプ・メニュー、オシロスコープを簡単にセットアップするためのオートセット機能(教官がオフにすることも可能)、自動プローブ・チェック・ウィザード、多言語サポートなども備えており、操作の習得に役立つエデュケーションCDも付属される。

このエデュケーションCDは、オシロスコープの使用に役立つ2種類の実習テキスト、インストラクターズ・ガイド、2種類の入門書が含まれており、オシロスコープ用の実習テキストとインストラクターズ・ガイドでは、実際の操作手順によるオシロスコープの基本的な操作方法を説明。プローブ用の実習テキストとインストラクターズ・ガイドでは、プローブの基礎と測定品質に及ぼすプローブの影響について説明している。付属する入門書は、オシロスコープ入門書とプローブ入門書で、これらの機能、CDなどにより、TDS1000C-EDUシリーズを既存のカリキュラムに容易に組み込むことができるようになると同社では説明している。

なお、同製品の価格は7万9560円(税別)からとなっているが、2011年6月30日まではキャンペーン価格として6万5520円(税別)で教育機関に提供される。