パナソニックは21日、ビエラシリーズのポータブルテレビ「DMP-BV300」「DMP-HV200」「DMP-HV150」と、ポータブルブルーレイディスクプレーヤー「DMP-B200」発表した。発売は3月18日。価格はオープンで、市場価格はDMP-BV300が8万円前後、DMP-HV200が5万3,000円前後、DMP-HV150が4万3,000円前後、DMP-B200が6万円前後と予想される。

BDプレーヤーを内蔵したポータブルテレビ「DMP-BV300」

防滴仕様で、キッチン周りなどでの利便性がアップした「DMP-HV200」「DMP-HV150」

ポータブルテレビのDMP-BV300/HV200/HV150は、昨年4月に発売したDMP-BV200/HV100の、ポータブルブルーレイディスクプレーヤーDMP-B200は、DMP-B100の後継モデル。DMP-BV300がBDドライブ搭載で、DMP-HV200/HV150は非搭載。また、DMP-HV200ではバッテリーパックはオプションで、DMP-HV150はACアダプターのみでの動作となる。ポータブルテレビの3モデルは10.1V型、ポータブルブルーレイディスクプレーヤーDMP-B200は8.9V型の液晶パネルを採用。画素数はいずれも1,024×600。

ポータブルテレビの3モデルは、いずれも、4アンテナのダイバーシティシステムを内蔵しており、部屋にアンテナコンセントがない場所でも地上デジタル放送、ワンセグ放送を視聴できる(電波状況による)。昨年モデルより、アンテナの組み合わせは、2本のモノポール+2本のダイポールとなり、ダイバシティーの効果を向上させていたが、新モデルではこれらをさらに高感度化。より電波状況の悪い環境でも利用可能となった。

DMP-HV200/HV150は、IPX3に準拠した防滴仕様。キッチンなど、水滴がかかるおそれがある場所でも利用可能だ(防水ではないため、浴室などでの使用は不可)。さらにDMP-HV200ではジェスチャーコントロール機能を採用。画面の上部にセンサーが配置されており、手をかざすだけでチャンネル切り替えや音量コントロールができ、水仕事などで手がぬれている場合でも操作可能だ。

ネット機能も強化。新たにスカイプと(コミュニケーションカメラ「TY-CC10W」が必要)、レシピサイト「おうちごはん」やYouTubeに接続することが可能となった。また、従来より、お部屋ジャンプリンク(DLNAクライアント)、ビエラにリンクには対応していたが、ビエラにリンクの部分では、ドアホンやセンサーカメラへの対応が追加されている。

ポータブルブルーレイディスクプレーヤー「DMP-B200」

部屋の明るさに応じて画面の明るさをコントロールする「エコナビ」機能の採用とバッテリーの大容量化によって、バッテリーでの連続動作時間もアップ。昨年モデルの連続動作時間は、DMP-BV200が約3時間、DMP-HV100が約2時間(地デジ受信時)、DMP-B100が約3時間10分(BD再生時)となっていたが、新モデルでは、DMP-BV300が約4時間、DMP-HV200にオプションのバッテリーパック「DY-DB35」を接続した場合、約3時間30分(地デジ受信時)、DMP-B200では約4時間(BD再生時)の連続使用が可能だ。

本体サイズは、DMP-BV300が260(W)×199.5(H)×55.1(D)mm、DMP-HV200/HV150が260(W)×208(H)×122(D)mm、DMP-B200が238(W)×52.7(H)×188.3(D)mm。質量は、DMP-BV300が約1714g(バッテリー含む)、DMP-HV200が約1120g、DMP-HV150が約1100g、DMP-B200が約1372g(バッテリー含む)となっている。