映画『第9地区』監督が選ぶ「"新エイリアン"デザインコンテスト」結果発表

ワーナー・ホーム・ビデオは、本年度アカデミー賞において、作品賞他全4部門にノミネートされたSFアクション映画『第9地区』のBlu-ray&DVDセットのリリースを記念して開催された「"新エイリアン"デザインコンテスト」の結果を発表した。

同コンテストには、バンタンデザイン研究所、バンタンゲームアカデミー、東京デザイナー学院に通う約200名の若きクリエイターが参加。約2カ月の応募期間を経て、選抜された10作品がハリウッドに届けられ、『第9地区』のニール・ブロムカンプ監督によって最優秀賞が選出された。最優秀賞を受賞したのは、東京デザイナー学院 マンガ科 森一弘氏。森氏のデザインしたエイリアンに関してブロムカンプ監督は「『第9地区』制作期間中、醜いエイリアンと相当長い時間を一緒に過ごしたので、この細身の美しいエイリアンは対極的ですばらしい。とてもエレガントで、『第9地区』のエイリアンのモデル版のようだ。羽根は天使を思わせ、下層階級のエイリアンを超越した、同族の中でも高貴な階層 に属する印象を与える」とコメントした。また、ワーナー賞はバンタンゲームアカデミー ゲームグラフィッカー学部 笹生琴氏が受賞した。

なお、入賞者には副賞としてブロムカンプ監督のサイン入り『第9地区』ポスターと、2010年8月11日にリリースされる『第9地区』Blu-ray&DVDセットが贈られる。