日本HPは、法人向けノートPCの新機種として、15.6型ワイドの「HP ProBook 6550b/CT Notebook PC(以下、6550b/CT)」、および14型ワイドの「HP ProBook 4420s/CT Notebook PC(以下4420s/CT)」を発表した。いずれも、同社の直販Webサイト「HP Directplus」で販売される。6550b/CTは6月23日より発売され、価格は75,600円から、4420s/CTは7月上旬より発売され、価格は63,000円からとなっている。

「HP ProBook 6550b/CT Notebook PC」

「HP ProBook 6550b/CT Notebook PC」

「6550b/CT」は、HDD全体をセクタレベルで常に暗号化いるほか、セキュリティチップTPM1.2を搭載しており、元のPC以外からのディスクアクセスを拒否できる。また、指紋認証センサ(オプション)も搭載可能で、セキュリティ機能を統合する「HP Protect Toolsセキュリティマネージャー」もプリインストールされている。きょう体は、ベースフレームに軽量で強度の高いマグネシウム合金を採用し、HDDを振動や衝撃から守る「HP 3Dドライブガード」や、ディスプレイを傷や破損から守る「HPパネルプロテクションシステム」を採用している。

スタンダードモデル(75,600円)のおもな仕様は、CPUがIntel Celeron P4500(1.8GHz)、メモリがPC3-10600 2GB(最大8GB)、ストレージが250GB SATA HDD(7,200rpm)、光学ドライブがDVD-ROMドライブ、ディスプレイが15.6型ワイドTFTカラーHD液晶(1,366×768ドット)、OSがWindows 7 Home Premium 32bit版。

インタフェースは、RS-232C×1、D-Sub×1、DisplayPort×1、USB 2.0×3、eSATA/USB 2.0コンボポート×1、IEEE1394×1、1000BASE-T/100Base-TX/10Base-T対応有線LAN×1(無線LANはオプション)、マイク×1、ヘッドホン×1、ラインアウト×1。外形寸法はW371.4×D248×H34.8-44mm、重量は約2.64kg。バッテリ駆動時間は最大約5.5時間。

「HP ProBook 4420s/CT Notebook PC」

「HP ProBook 4420s/CT Notebook PC」

「4420s/CT」のディスプレイときょう体以外のハードウェア構成は、4月発売の13.3型ワイドモデル「HP ProBook 4320s/CT Notebook PC」とほぼ共通で、Outlookのメールやスケジュールを電源オフから数秒で確認・編集できる「HP QuickLook3」、セキュリティ機能を一元化した「HP Protect Toolsセキュリティマネージャー」などを搭載している。ボディカラーは、キャビアブラックとボルドーレッドの2種類から選択できる。

スタンダードモデル(63,000円)のおもな仕様は、CPUがIntel Celeron P4500(1.8GHz)、メモリがPC3-10600 2GB(最大8GB)、ストレージが250GB SATA HDD(7,200rpm)、光学ドライブがオプション、ディスプレイが14型ワイドTFTカラーHD液晶(1,366×768ドット)、OSがWindows Vista Home Basic。

インタフェースは、D-Sub×1、USB 2.0×3、eSATA/USB 2.0コンボポート×1、HDMI×1、1000BASE-T/100Base-TX/10Base-T対応有線LAN×1(無線LANはオプション)、マイク×1、ヘッドホン×1、ラインアウト×1。外形寸法はW336×D232×H27-36mm、重量は約2.14kg、バッテリ駆動時間は最大約4.5時間。