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Mozillaは2009年7月15日(米国時間)、アドオン開発者に収益をもたらす仕組みとしてFirefox Add-ons Contributions Pilotを発表。アドオンのページから開発者に対して少額の募金が実施できる仕組みの提供をはじめた。アドオンやエクステンションはFirefoxの大きな魅力となっているが、その開発は簡単なものではない。このため、アドオンやエクステンションの開発者がこの開発から収益を得られるようにすることで、エコシステムをスムーズに実現していきたい狙いがある。なお、あくまでも募金や支援という姿勢を貫くため、「Contribute (寄付)」という言葉が使われている。

今回、Contributions Sources « Mozilla Add-ons Blogにおいて、どういったソースから「Contribute (寄付)」が実施されたか、その金額や内訳はどうかが発表された。大雑把にみてこの4カ月の間で、410のアドオンに対して総額42,000米ドルの動きがあったようだ。

Contributions Sources « Mozilla Add-ons Blogより抜粋

Contributions Sources « Mozilla Add-ons Blogより抜粋

Contributions Sources « Mozilla Add-ons Blogより抜粋

Contributions Sources « Mozilla Add-ons Blogより抜粋

Contributions Sources « Mozilla Add-ons Blogより抜粋

Contributions Sources « Mozilla Add-ons Blogより抜粋

なお、iPhoneやiPod touch向けのApp Storeと比べると比較にならないほど開きがあるが、App Storeで扱われるアプリケーションの値段が1米ドルや2米ドルのような価格平均であるのと比べ、アドオンに対する寄贈はより高額なところにあるという特徴がある。