米Intelは2日(米国時間)、「Intel Atom Developer Program Software Development Kit (SDK)」のベータ版の提供を開始した。Intel Atom Developer ProgramのサイトでMoblin(C)用とWindows(C、C++)用が配布されている。

Intelは今年9月に開発者フォーラムIntel Developer Forumで、Intel Atom Developer Programを明らかにした。Atomベースのデバイス向けアプリケーションの開発から配信・販売までをサポートする。専用のアプリストアを開設するためのフレームワークづくりも進行しており、2010年にはストア・オープンが実現する見通しだ。ベータ版のSDKを通じて開発者は、アプリストアでソフトウエアを配信・販売するための審査プロセスに申請できる。審査の経過はMy Dashboardを通じて確認可能だ。

IntelによるとAtom搭載デバイスは、2009年末までに累積販売数が5,000万台を超える。