フラッシュバックは、一枚の静止画から動きのある映像を作成することができるAfter Effectsのプラグイン「Camera Mapper(カメラマッパー)」を発売した。価格は9,660円。

通常、After Effectsの3D空間で静止画イメージを分割/配置して実写のようなカメラワークをつけることは手間がかかる作業であるが、同プラグインは、カメラマッピング(パースマッピング)という技法を使うことによって、静止画を使った3Dアニメーションを簡単に実現する。

分割した複数の静止画イメージを、プロジェクターカメラを通じて元の背景や静止画イメージに投影。カメラマッピングによって分割された各静止画のイメージを3D空間に貼付け、カメラを動かした際に起きる各パーツの連結部分の破綻などを防ぐ。

主な機能としては、2Dの静止画像が、3D空間で動き、まるでカメラで撮影したフッテージのような、リアルなシミュレートを実現し、また、ショットの遠近感を微妙に調整、変化させ、タイムライン上でアニメーションすることが可能。さらに、3Dトラッキングと組み合わせて、シーン内にオブジェクトを追加したり、変更することもできる。

対応アプリケーションはAfter Effects 7/CS3/CS4(※WindowsのCS4は動作検証中とのこと)。英語版のみで同社販売サイトCValleyによるダウンロード販売のみ。

「Camera Mapper(カメラマッパー)」