米Micron Technologyは、34nmプロセスを採用した4GビットSLC(Single Level Cell)採用のNAND型フラッシュメモリと50nmプロセスの2GビットLPDDRを組み合わせたNAND-LPDDRマルチチップパッケージ(MCP)を実現したことを明らかにした。

同製品は、すでにサンプル出荷を開始しており、2010年初頭に量産を開始する計画。これらのNANDとLPDDRの組み合わせについて同社は、現在の携帯機器で主流の容量をターゲットとしているが、最大8GビットのNANDと8GビットのLPDDRまで柔軟にサポートすることが可能としている。

なお、同製品のターゲットとしては、スマートフォンやパーソナルメディアプレーヤ、MIDなどを想定しており、次世代MCPを活用することにより、高密度NAND型フラッシュメモリへの移行を進め、携帯機器の多機能化への対応を推進していきたいと同社ではしている。