2年越しのメジャーアップグレード、Spring 3.0発表

    後藤大地  [2009/10/21]

    SpringSource

    SpringOne 2GXにおいてSpringの最新版となるSpring 3.0の発表があったと複数のメディアが伝えている。SpringはJava EEアプリケーションプラットフォームをより簡単に扱うためのフレームワーク。軽量コンテナ、トランザクションレイヤ、JDBCレイヤ、マッピングツールとの統合、AOP機能、MVC対応などの特徴がある。エンタープライズクラスのJavaアプリケーションで活用される主だったフレームワークのひとつ。

    Javalobby - SpringOne 2GX Kicks Off with Spring 3.0 releaseが伝えるところによると、Spring 3.0には次の特徴がある。

    • Java 5ベース
    • JSF 2.0およびJPA 2.0のサポート
    • Java EE 6の早期サポート
    • Beanの定義で使われるコアエクスプレッションパーサSpring expression language (SpEL)の導入
    • アノテーションベースコンポーネントサポートの増加
    • バインディングとフォーマッティング機能の拡張
    • 包括的なRESTサポートの実現
    • Object/XMLマッピング機能の提供
    • Spring 3.1/3.2タイムフレームにおけるServlet 3.0のフルサポート
    • Spring 2.5との後方互換の実現
    • JSR 303: Bean Validationに対するSpring向けセットアップ機能の実現
    • JSR 330: Dependency Injection for Javaの早期サポート

    またSpringOne 2GX Kicks Off with Spring 3.0 releaseによれば、無償で利用できるSpringSource tc Serverの開発者エディションも発表されたと報告されている。これら周辺ツールを組み合わせることでJavaアプリケーションの開発が迅速に進められるという。SpringOne 2GX 2009 - Day One Reportによれば、発表されたSpring 3.0は一般リリースへ向けた最終ステージに入っている。リリースはそう遠い先の話ではないようだ。特に新機能であるREST機能や設定機能を試して開発チームへフィードバックを寄せてほしいと説明がある。

    ひとつ前のメジャーバージョンであるSpring 2.5がリリースされたのは2007年11月19日(米国時間)。2年間を経てのメジャーアップグレードという運びになりそうだ。

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