女優の菅野美穂が28日、都内でフォトエッセイ『カンタビ』(発売中 講談社刊 1,950円)の発売記念イベントを行った。

フォトエッセイ『カンタビ』の発売記念イベントを行った菅野美穂

同書は、菅野がこれまでに旅した32カ国での体験や、"菅野流"旅の醍醐味などが写真とともに綴られている旅フォトエッセイ。クロアチアでの撮り下ろし写真ほか、プライベート旅行のスナップ写真が満載の1冊となっている。

31カ国のうち、特にインドが印象に残っているという菅野は「建築、ヨガもそうですけど、人がすごく魅力的なんです。カルチャーショックを受けちゃって、大好きになりました」とインドの虜になったらしく、これまでに3回訪れたという。旅にありがちなトラブルにも遭遇したらしく「トランジットの際にチケットをなくしてしまって。一緒にいた母と色んなツテを使って乗り切りましたが、今までにない焦りを感じました(笑)」と笑顔。さらに「ロンドンではクレジットカードが使えなくなってしまい、お金がないので公園に行って鳩にエサをやっていたら、鳩が好きになりました(笑)」とトラブルも旅の醍醐味と言わんばかりに嬉しそうに語った。

また、「普段、仕事をしていると視野が狭くなったり、考え方を変えられなかったりするんですが、旅に出るとかんたんに変われるし、自分をリセットできるんです」と旅する理由を明かした菅野。「旅でリフレッシュして充電し、仕事で放電している感じですかね。安いチケットもありますし、これを読んだ方は是非旅に出てほしいです」とメッセージを送っていた。