Wolfson、マルチメディア・ポータブル・デバイス向けステレオCODECを発表

 

Wolfson Microelectronicsの日本法人であるウォルフソン・マイクロエレクトロニクスは、オーディオ再生機能付ポータブルデバイスの再生時間の延長を可能とする低消費電力デバイス製品群の第2弾として低消費電力ステレオCODEC「WM8961」を発表した。32ピンQFNパッケージを採用しており、すでにサンプル出荷している。

同製品は、同社の従来品「WM8903」をベースに、集積化されたクラスDステレオ・スピーカ・ドライバなどを加えている。また、Wolfson True Micsテクノロジーによるマイク、ライン入力、FMチューナ、セルラ・ベースバンド、スピーカ、ヘッドホンをシームレスに接続する低消費電力オーディオ・サブシステムのコア技術を提供している。

チャージ・ポンプは、ヘッドホン負荷時にグラウンド・リファレンスの出力を提供しており、これにより、DCブロッキング・コンデンサが不要となり、PCBスペースの削減とオーディオ・サブシステムのBOMの節約が可能となる。なお、同製品は、アダブティブ・デュアル・ドライブ・チャージ・ポンプとDC サーボで構成される回路アーキテクチャを搭載するクラスGおよびクラスHの発展型となる独自のクラスWアンプ・テクノロジを採用しており、ヘッドホン・アンプでは1%の歪み率で最大30mW(16Ω負荷)の出力が可能となる。

さらに、同製品内のフィルタレス・クラスDステレオ・スピーカ・ドライバは、電源電圧5V時に各チャネルごとに1%以下の歪み率で1W(8Ω 負荷)の出力が可能となるほか、漏れ電流の低減、高い電源電圧変動除去比(PSRR)、 ポップ音およびクリック音の抑制機能により、スピーカ電源に直接バッテリを接続することが可能だ。スピーカ・ブースト設定により、スピーカ出力を最大化しつつ、その他のアナログ電源電流を最小化することもできる。

加えてコントロール・シーケンサを使用することにより、ポップ音およびクリック音を削減できるほか、ソフトウェア・ドライバ開発時間の短縮化も可能になるため最終製品として市場に投入するまでの時間削減もできる。



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