『ブルガリアで生まれた―「キリル文字をポスターに」』展ポスター

印刷に関わる資料の蒐集、研究活動、展示などを行っている印刷博物館は、同博物館のP&Pギャラリーにて企画展『ブルガリアで生まれた―「キリル文字をポスターに」』展を開催する。世界の著名なデザイナー30名がキリル文字をテーマにデザインしたポスターが展示される。開催期間は1月29日から2月22日まで。入場料は無料。

同展で展示されるポスターは、2007年にブルガリアの首都ソフィアで開催された第5回「ステージポスター国際トリエンナーレ」で20カ国30名のデザイナーに制作を依頼したもので、キリル文字をひとりに一文字割り当て、デザイナーが与えられた一文字をテーマに表現したもの。

キリル文字は、ブルガリアで誕生した欧州で代表的なアルファベットのひとつで、スラヴ語のために考案された文字。現在では、ラテン文字、ギリシャ文字に続き、EUにおける公用語表記のひとつとなっている。

展示予定の福田繁雄(日本)の作品

展示予定のホルガー・マティス(ドイツ)の作品

『ブルガリアで生まれた―「キリル文字をポスターに」』展概要

会期 1月29日~2月22日
休館日 毎週月曜日
開館時間 10:00~18:00
会場 印刷博物館(東京都文京区) P&Pギャラリー
入場料 無料