ロボットサッカー大会「KONDO CUP」(主催:近藤科学)の第4回大会が、4月29日・30日の両日に開催されることが決定した。近藤科学が運営する「ROBOSPOT」(千代田区外神田)のWEBサイトにて情報が公開されており、同サイトにて参加の申し込みを受け付けている。参加費は1,000円で、観戦は無料。

2月12日に開催された第3回大会の参加機体。このときは計11チームが参戦した

KONDO CUPは、2足歩行ロボットによるサッカー競技大会。同社のロボットキット・KHRシリーズが参加できる「KHRクラス」と、同社製サーボモーターを使用した自作ロボットによる「オープンクラス」の2つのクラスが用意されており、それぞれ3体1チームで試合が進められる。個人での参加も可能で、その場合はチーム分けを主催者側で行う。

オープンクラスでは、ロボット格闘技「ROBO-ONE」の常連組によるハイレベルな戦いが見られる一方、KHRクラスはノーマル(無改造)のKHR-1 / 2HV / 1HVでも参加できるので、初心者でも参加しやすいのが特徴となっている。最近ではシニア世代のロボットユーザーも増えてきたということで、今回、KHRクラス内に50歳以上を対象とした「O-50」カテゴリも新設した。

旋風丸率いる「ロボット野郎Aチーム」vs「カイザーオールスターズ」なんて試合があるのもオープンクラスならでは(第3回大会)

一方、KHRクラスは基本的に機体性能が一緒(規定内での改造は可能)なので、モーションの出来やチームプレイが重要となってくる

昨年11月5日の第1回大会以来、すでに3回を数えたKONDO CUPであるが、参加者の増加に伴い、今大会では初めて、KHRクラスを29日(日)に、オープンクラスを30日(月)にと、開催日を2日間に分けて実施する。会場はROBOSPOTとなっており、観戦は両日ともに無料。なお大会前の22日には、ここで定期サッカー練習会も開催される予定。