新時代のワークスタイルを求め、昨年10月に日本マイクロソフトを訪問した、株式会社TOE THE LINE 代表取締役社長の鈴木万梨子氏。日本マイクロソフトが考えるテレワークや、Windows 10を用いた新しい働き方に共感した鈴木氏は、東芝の「dynabook」を導入することに決めたそうだ。現在数種類のdynabookシリーズを試用中だという。dynabook導入後の感想、そしてワークスタイル変革への展望を伺ってみよう。

Windows 10を搭載した東芝の「dynabook」。写真は「dynabook V72/B」

ノマドワーカーだからこそdynabook

旅先ファッション手配サービス「FIT the Local」や、金融知識を前向きに身につけたい女性にお金に関するさまざまな情報を提供するコミュニティサイト「きんゆう女子。」といったサービスやコミュニティを運営する株式会社TOE THE LINE。代表取締役兼CEOとして日々取引先を巡り、カフェなどを利用して業務を行うことも多い鈴木氏は、典型的なノマドワーカー(特定の職場にとらわれず、移動先など通常のオフィス以外のさまざまな場所で仕事をするビジネスパーソン)といえる。

株式会社TOE THE LINE
代表取締役社長兼CEO 鈴木万梨子氏

株式会社エイチ・アイ・エスに法人営業として勤務した後、2015年1月に退職。金融系のベンチャーを経て、株式会社TOE THE LINEを設立する。金融業界に入り、お金の知識のなさに衝撃を受けて生まれたサービス「きんゆう女子。」を主軸に活動。そのほかエイチ・アイ・エス時代から構想していた、旅と服をコーディネート、手配するサービス「FIT the Local」の事前登録も開始している。現在、「働き方改革」を実践すべく、Windows 10に最適なdynabook V72(※)、dynabook R63、dynaPad S92を試用中。
(※dynabook V72は、店頭モデルを試用)

そんな鈴木氏がPC選びで最も重視するのが「モビリティ」――持ち運んでも苦にならないくらい軽量であることと、外出先でもストレスなくPCを使えるかどうか――である。

鈴木氏:女性にとって、持ち運びやすさはノートPCを選ぶときの最優先事項です。軽いことはもちろんですが、鞄にスッと出し入れするためには薄型であることも大切。それから、本体のバッテリーが長時間もつこともポイントですね。だって、カフェの電源がいつでも使えるかどうかはわからないですし、そもそも充電するための重いACアダプターを持ち歩きたくないですから。

こうした視点から鈴木氏が選んだのが「dynabook」だ。スリムかつ軽量なボディによる取り回しの良さが特徴であり、さらにボディ全体がフラットな形状になっているため、バッグに出し入れしやすく、引っかかることもない。

一般的に筐体が薄型軽量になるとどうしてもバッテリー駆動時間が犠牲になりがちだが、dynabookは高い技術力を生かして長時間駆動を可能にしている。これなら泊まりがけの出張でもない限りACアダプターを持ち歩く必要もなく、電源が使えるカフェを探して歩き回ることもない。

また、「モビリティ」のなかで見落としがちなのが堅牢性。ビジネスにおいてPCの故障は避けたいところだが、これも一般的には筐体が薄型軽量になるほど信頼度が下がってしまう傾向にある。

その点、dynabookなら、机の高さから落とした場合を想定した落下テストをはじめ、さまざまな部分に負荷をかける加圧テストや、USBコネクタのひねり、キーボードの打鍵、ヒンジの開閉など、あらゆる視点から強度を検証するテストを実施(※1)。その結果として、薄型軽量なボディでありながら高い堅牢性を維持できているのだ。携帯性にバッテリー持続性、そして堅牢性――dynabookは、鈴木氏のように常にPCを持ち歩くノマドワーカーにとって、まさに最適なデバイスといえるだろう。