オランダのモビリティ会社が手掛けるベビーカー「バガブー ビー スリー」。海外のセレブタレントにも愛用者が多いという人気のベビーカーで、ショッピングモールなどで見掛けると、そのスタイリッシュな見た目に思わず目が奪われるママも多いだろう。とはいえ、海外製のベビーカーというと、見た目がよくても大型で小回りが利きにくく、日本の道路事情や公共交通機関では使い勝手がイマイチというイメージもある。そこで今回は、バガブー ビー スリーのスペックや機能面に注目してチェックしてみたい。
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ハンドルバーを一番短くした状態での高さは、身長160cmの女性の腰より少し低い程度 |
広げたときのサイズ感は? 改札は通れるの?
ベビーカー選びで大事なポイントと言えるのは、まずは大きさ。バガブー ビー スリーを広げた時のサイズは長さ87センチ×幅53センチ×高さ87センチ(ハンドル最短時)だ。幅53センチというのは、平均的な一般女性のウェストよりもスリムな横幅。ちなみに日本の駅の改札の幅は約55~60センチ程度で設計されている。海外製のベビーカーは日本の改札を通れない幅のものもあると聞くが、バガブー ビー スリーなら問題ない。
折り畳み時のサイズは?
畳んだ時に自立しない点は少々不便だが、マンションの狭い玄関、ベビーカーは結局壁に寄せられることになると考えれば……。専有面積は、スニーカーおおよそ2足分といったところ |
折り畳み時には長さ85センチ×幅45センチ×高さ32センチまでコンパクトになる。85センチという高さは一般的なキッチンカウンターとほぼ同じで、玄関内にあっても邪魔にならない大きさだ。畳んだ時には自立できない構造ではあるものの、壁のあるところならハンドルバーのクッション素材の部分が滑り止めとなり、立て掛けておくことができる。開閉は足元と手元のロック&スライドさせるだけでスムーズで軽快に操作可能だ。 ちなみに重量は8.7キロ。ガッシリとした頑丈そうな見た目ながら、実際に持ち上げてみても思ったよりも軽量な印象だ。小柄な女性であってもコンパクトに畳んだ状態ならクルマの荷台の積み下ろしも難なくこなせるだろう。
折り畳みはカンタン? 動画でチェック!
対象月齢は新生児から17キロの幼児まで
ベビーカーに乗せる子どもの体重は17キロまでに対応。年齢で言うとだいたい平均4歳程度までということになるが、シートが4段階で調整できるのはもちろん、座面の長さまで調整ができるというのがユニーク。新生児から3~4歳までの期間を長く快適に使えそうだ。
パンクの心配がない6インチの大型タイヤ
タイヤ径が6インチ(15cm強)の大型な車輪も目を引くポイントだ。大型のタイヤでパンクの心配もなく、前後左右4輪のタイヤはすべて独立したサスペンション付き。地面からの衝撃を吸収し振動を緩和することは、赤ちゃんの乗り心地だけでなくママの操作性にも良い影響を与えてくれる。
タイヤ径6インチの大型のタイヤ。タイヤの上にサスペンションが見える |
すべての生地部分は洗濯機洗いが可能
クッション性があり快適なシートは取り外してすべて洗濯できる点も重要なポイントだ。赤ちゃんはよく汗をかくし、ベビーカーは砂やホコリで汚れやすい。清潔さを保つことは、すなわちより長く愛用できるということになる。
生地部分の「すべて」が取り外し可能。すべて、という点がすばらしい |
実際の走行感をチェック
今回、間もなく生後10ヶ月になる現役"ベビーカー"世代の赤ちゃんのママである友人に試してもらうことができた。友人によると、街なかは「ベビーカーが通りにくいところだらけ」だという。冒頭で紹介した駅の改札以外にも、例えば「駅前の幅の狭い道に自転車が並んで駐輪されている上に電信柱などがあるところ」も鬼門。そうした場所を実際に通ってみたが、小回りよく十分通り抜け可能だった。
歩道には電信柱や鉄柱が多く、道幅は十分でもベビーカーを押していると通りにくいところが多くある |
ガタガタした狭い歩道もベビーカーにとっては鬼門。バガブービーはタイヤがしっかりして安定しているのに小回りの利く横幅サイズなので、こうした場所も走行しやすかった。写真の道は間隔が1メートル弱、植木の葉っぱ部分が20センチ程度飛び出していたが、通行に問題はなかった。実際にJRの改札も難なく通ることができた |
現役ママに感想を聞いてみると、「段差や凸凹した道も快適に走行でき、さすが石畳の道が多いヨーロッパのメーカーが設計した商品という感じがする。押しているほうにも振動が伝わりにくいので、ママも赤ちゃんもどちらも快適。さすがセレブが愛用するベビーカーは違う!」と感心しきりだった。
タイヤ周りの動きは? 動画でチェック!
現役ベビーカー世代のママから高評価だった点は?
その他、現役ベビーカー世代のママの友人から高評価を得た点を紹介していこう。ハンドルバーの高さを簡単に変えることができる点。「ベビーカーってパパやママなど家族で使うことが多いけど、それぞれの身長に合わせて快適な高さで使えるのがいい!」とのことだ。
ベビーカーと言えば、座面下の荷物入れの部分も重要なチェックポイント。バガブー ビー スリーは22Lというたっぷり容量なのも魅力だが、「入口部分の幅や高さ、角度がちょうどよく出し入れがしやすい」と太鼓判。
口が広く荷物を出し入れしやすい大容量のシート下の荷物入れ |
足元にあるペダルを踏むだけのワンアクションでロックと解除ができる。“安心“と”利便性“については、これでもか、というほど考慮されている点の評価が高かった。
ペダルを踏むだけのワンアクションでタイヤのロックを解除できる。これ本当に便利 |
5点式シートベルトで赤ちゃんをしっかりとホールド。外す時には真ん中のボタンを押すだけで、5つのベルトを一度に解除できる。ベビーを降ろす際にも手間取らない |
カラーシミュレーションを試してみては?
バガブー ビー スリーの魅力はデザイン性の高さのみに留まらず、機能面での実力も抜群。さらに、フレーム、シート、キャノピー(幌)をそれぞれ好みの色柄を選択してオリジナルの仕様にカスタマイズすることも可能なのだ。製品サイトではカラーシミュレーションも行うことができるので、気になる人はぜひ試してみてほしい。
[PR]提供:バガブー ジャパン