オイルヒーターにもポータブルの灯油ストーブにもなかったリモコン。これは便利!と感じました。
「Dyson hot + cool」にスリープタイマー機能はないけれど、そろそろ寝ようかなと思う時にもベッドに寝転びながらリモコンで楽々スイッチオフ。手元で温度調整できるから、夜中の授乳時にもサッと使えて、本当にこれからの季節にピッタリだと思います。
そしてこのリモコンは、マグネットが入っていて本体にペタリとくっついちゃう。ファンレスなところより、このリモコンが一番気に入ったかもしれません。これなら「リモコンどこ~?」と探す機会も少なくなりそうです。
リモコンにも本体と同じボタンがあり、電源のオン/オフ、首振り機能のオン/オフ、そして、風量調整ボタンに温度調節ボタンです。本体の温度表示部分がけっこう大きいので、離れていても設定温度を簡単に確認できるところがGOOD!
本体上部をそっと指先で押すだけで、上下の角度調整ができる「Dyson hot + cool」。また、首振り機能もついているから、部屋中満遍なく暖められるようになっています。
本体も意外に軽いので、持ち運びも容易!これなら1階の寝室だけではなく、お客様が来た時には2階に運んで使ったり、子どもたちがお風呂に入ったら、洗面所に移動して暖めておいたり……、いろいろな場所で気軽に使えそう。パソコンデスクの下に置いて、足もとを暖めるのにも使えるかな。
さらにこのファンヒーター、暖房機としてだけではなく、扇風機としても使えることがわかりました。温度調整ボタンのところに水色のマークがあったので取扱説明書を確認したところ、温風だけではなく、涼風も出るという記載が。これはうれしい驚きです!
わが家の寝室は西向きなので夏場はとても暑くなるのですが、冬が終わっても「Dyson hot + cool」は片付けいらず。そのままに部屋に置いておけば夏にも使えるなんて、まさに1台2役の商品でした。
お手入れ簡単!ささっと掃除ができるから手間いらず。
このファンのないシンプルなファンヒーターは、家事の中でも掃除の苦手な私にピッタリ。お掃除は、電源コードを抜いて本体が冷えたのを確認してからササッとふくだけ。面倒なフィルター交換もなければ、余計な出っ張りもないので掃除に手間がかかりません。
オイルヒーターは掃除をしにくい作りだし、ポータブル灯油ストーブもフィルター交換や灯油を入れる作業があります。その点、コードを挿したらすぐに使えて掃除の手間もほとんどいらない「Dyson hot + cool」は、お手軽なところに魅力を感じました。
以前に使っていたオイルヒーターは、毎日使っていたところ、最低温度の設定でも翌月の電気の請求が倍以上になっていてビックリでした。「Dyson hot + cool」はどうかと調べると、最大消費電力が1200wという表示が。これはオイルヒーターと同じくらいの消費電力かも……。
でも、室内が暖まるまでの時間はオイルヒーターに比べて断然短いですし、温風が出ることで体感温度も違うように思います。また、リモコンがあることで小まめな温度調整やスイッチのオン/オフができることを考えたら、上手に使えばかなりお得になるように思いました。
倒れたって平気なんです。
輪っかの部分の内側だけ。そして、倒れても自動的に電源がオフになるので、目の悪い室内犬がいるわが家でも安心です。子どもたちに倒されても、取りあえず大事になるのは防げそう。
ただ、輪っか部分の内側は熱くなるため、つかまり立ちを始めたような赤ちゃんや、何にでも興味を持つような、それでいて注意をしてもきかないような子どもがいる場合には、注意が必要なように思いました。 省スペースで掃除が簡単な、暖房だけではなく扇風機にまでなってしまうファンヒーター。なかなか他社製品では見かけないので、ファンレスなデザイン以外にも、良いところがたくさんあるように思いました。
今回わが家に届いたのは「アイアン&サテンブルー」というカラー。デザインのクールさを引き立てるアイアン&サテンブルーも良いけれど、「ホワイト&シルバー」も、シンプルなファンヒーターにふさわしいカラーリングでお勧めです。