電気機関車EF510形の牽引で上野駅へ向かう寝台特急「北斗星」

ニコニコ超会議号」を撮る約1時間前、同じ場所を寝台特急「北斗星」が通過していった。普段は「あけぼの」「カシオペア」「北斗星」などを目的に撮影に来る人も多い場所だが、この日ばかりは「北斗星」も"脇役"扱いだったようだ。

列車情報

寝台特急「北斗星」

基本情報

1988年3月、青函トンネルの開通とともにデビューした寝台特急。上野~札幌間約1,200kmをおよそ16時間かけて結ぶ。現在は1往復の運行となり、客車はJR東日本所属車両とJR北海道所属車両による混成編成(12両編成、うち1両は電源車)が使用される。現在、24系客車を使用する寝台特急は「北斗星」「あけぼの」などに残るのみとなっている。

デビュー当初から、「単なる移動手段ではなく、動くホテルのようなサービスをめざした」とのことで、シャワーを備えたA寝台1人用個室「ロイヤル」、A寝台2人用個室「ツインデラックス」、B寝台1人用個室「ソロ」、B寝台2人用個室「デュエット」などを用意。食堂車ではフルコースのフランス料理のディナーも楽しめるという。