かつては全国で見ることのできた485系の特急列車だが、いまや希少な存在に。現在は全列車485系で運転されている特急「いなほ」も、E653系によって置き換えられると報じられている。白新線や羽越本線を走行する485系の姿も、近く見納めになってしまうかもしれない。
列車情報
JR東日本 485系
基本情報
485系は1960年代より製造がスタートした国鉄特急形電車で、かつては四国を除く全国各地で485系による特急列車を見ることができた。近年はJR各社の新型車両による置換えが進んでおり、485系を使用する定期の特急列車は「いなほ」「北越」「白鳥」など少数となっている。
特急「いなほ」は白新線・羽越本線経由で新潟~酒田・秋田間を結ぶ。現在は新潟車両センターの485系による運行で、「上沼垂色」と呼ばれるカラーリングの編成(1000番台)のほか、リニューアル改造された編成(3000番台)も使用されている。