秋葉原 AKIBA_SQUAREにて7月31日、スマホ向けRPG『チェインクロニクル~絆の新大陸~』 の3周年記念イベント「『絆の大感謝祭』ファンミーティング2016」が開催された。本稿では、イベント最後に行われた「重大発表ステージ」の模様をお届けする。

12月より公開されるアニメ版の新情報も公開された『チェンクロ』ファンミーティング

5時間半にも及ぶ「『絆の大感謝祭』ファンミーティング2016」の最後を飾ったのが「重大発表ステージ」。これまでのステージを見届けてきた声優の今井麻美、内田彩、緑川光、柳田淳一、タレントの加藤里保菜、鈴木咲に加え、新たに主人公を演じる石田彰も会場に到着し、新情報に耳を傾けた。

まず、7月26日に発表されたTVアニメ『チェインクロニクル ~ヘクセイタスの閃(ひかり)~』のキャストが明らかに。メインキャストは、ユーリ役の石田彰をはじめ、フィーナ役に佐倉綾音、ピリカ役に内田真礼、カイン役に豊永利行、マリナ役に内田彩、ミシディア役に今井麻美、シュザ役に緑川光、ユリアナ役に小岩井ことり、ヴェルナー役に柳田淳一などの声優陣を起用。ゲームでは1人の声優が複数のキャラクターを担当しているが、TVアニメでは1人1人役となっている。

ゲームでは50キャラ以上の役を担当してきた石田は「ユーリはみなさんがプレイしていた主人公キャラ。義勇軍のリーダーらしい行動を取れるよう、監督やスタッフとすり合わせながら収録しています。収録を重ねるごとに、ユーリの人物像が固まってきて面白くなってきています」と収録時のエピソードを披露。また、「詳しくは言えないのですが、第1話から出会いのシーンなどをすっ飛ばしたインパクトのある展開を見せてくれるのでお楽しみください」と見どころを紹介した。

また、内田は「マリナはゲームでお世話になったキャラ。アニメではゲームとはまた違った一面を見せられると思うので、皆さんに見てもらいたいです」と思いを述べた。さらに緑川は、「アニメでは、戦闘シーンに登場する名も無い兵士の声も手を抜かず、しっかりと収録されています」と語る。「細かい点ですが、それがさらなるクオリティアップに繋がっているので、見てください」と注目ポイントを明かした。

そして、柳田は「ゲームでは、自陣9マス・敵陣9マスと制限があるが、アニメではその制限がない。多角的に戦いが繰り広げられるので、いつも使っている必殺技の使いどころにも注目です」と作品をアピール。発表会ではTVアニメの新PVも公開された。

その後、『チェインクロニクル』の運営ディレクター・小林央氏と、開発ディレクター・山浦大輔氏が登壇し、すでに告知されていた第3部(バージョン3.0)に関する新情報を公開した。第3部では「王都」「賢者の塔」「炎の九領」「砂漠の湖都」「精霊島」のステージでストーリーが同時進行。それぞれの主人公たちの物語が交差していくという。さらに、新たな主人公たちに力を貸す存在として、伝説の義勇軍メンバーが参戦することも告げられた。

ゲームシステムに関しては、成長アルカナをスタック化する機能を追加するほか、新旧キャラクターを共に戦わせることで、新キャラが新たな技を繰り出せる「伝授システム」や、同じキャラクターを使い続けると親愛度がレベルアップしていく「親愛度システム」などが実装される予定とのこと。

そして、最後は新ストーリー「絆の新大陸 Sequels」に関する情報が告知された。気になるストーリーは、第2弾「義勇軍メンバー篇」、第3弾「リリス・テレサ篇」、第4弾「主人公・フィーナ篇」の3篇。

「義勇軍メンバー篇」は、カインやミシディアを中心に義勇軍が活躍するほか、第1部や第2部のキャラクターが総登場し、第3部に繋がるエピソードも用意。また、「リリス・テレサ篇」は、成長したリリスが活躍するストーリーで、第3部に向かうエピソードが披露される。そして「義勇軍メンバー篇」は、第2部のその後をメインに、第3部に繋がるストーリーが楽しめるとのこと。

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(C)SEGA/ チェンクロ・フィルムパートナーズ