あきんどスシローは7月15日より、「鯖系濃厚魚介つけ麺」(税別360円)を全国の「スシロー」店舗で発売する。2015年から"すし屋のラーメン"をテーマに、「鯛だし塩ラーメン」「濃厚えび味噌ラーメン」「コク旨まぐろ醤油ラーメン」の3種類を販売してきた同社。すし屋の枠を超えたクオリティーに驚いた人もいるだろう。そして同社はついに"つけ麺"まで開発してしまった……。どれほど本格的なのか気になったので、ひと足先に試食させてもらった。

「鯖系濃厚魚介つけ麺」(税別360円)

同商品は、サバを骨ごと粉砕したペーストとみそをつけ汁に使用したつけ麺。スシローが夏向けに開発した商品で、このために新たな麺を開発したという。具材は、青ねぎと白髪ねぎ、のり、チャーシュー、すだちの5種類。

具材には、青ねぎと白髪ねぎ、のり、チャーシューを採用

スープはサバを骨ごと粉砕したペーストを使用している

早速つけ汁に特製麺をつけてひと口。魚介のうま味が溶け込んだスープは、少し甘めだ。鯖をたっぷりと使っているところが、スシローならではの点だろう。麺はスープに絡みやすく、小麦の香ばしさを楽しめるように設計されており、サイドメニューの枠を超えたこだわりが垣間見られる。

小麦が香る太麺は、つけ汁がよく絡まるように設計されたという

食べている途中ですだちを搾って、味に変化をつけてみるのもオススメ。かんきつ系の香りで後味が爽やかになるので、夏にぴったりだ。また同商品は、替え玉(税別100円)も注文可能。ただし、つけ汁のお替わりはできないので注意が必要だ。割と大食い自慢の筆者でも、替え玉1つで満腹になった。この満腹感がワンコイン以内で楽しめるなんて……ニクいぞ、スシロー!

すだちをかけて味を変えてもいいだろう

また同日には、メロン半分を使用したデザート「まるごと食べるメロンソーダ」(税別980円)も販売開始。半分にカットされたメロンに、バニラアイスとソーダかき氷を盛っており、みんなでシェアして楽しめる一品だ。

「まるごと食べるメロンソーダ」(税別980円)をiPhone 6Sと比べてみる。大人3～4人分くらいの重量級だ

両商品は、どちらもなくなり次第終了となる。どんどん進化していくスシローのサイドメニュー。気になる人は、ぜひ一度お試しあれ。