韓国をはじめアジア最大級のクリニック数を誇る「オラクル美容皮膚科」。このほど日本1号店となる「東京新宿院」が東京都・西新宿にオープンした。早速、話題のレーザー治療を受けに行ってきた。

「オラクル美容皮膚科 東京新宿院」が東京メトロ丸ノ内線・西新宿駅に直結する新宿アイランドタワーの3階にオープンした

オラクル美容皮膚科とは

オラクル美容皮膚科は、2004年に韓国で誕生した美容皮膚科。今では韓国を拠点として、中国、台湾、フィリピン、タイ、ベトナムといったアジア各国でクリニックを展開している(2016年4月現在)。そして今回、日本初上陸に至った。同院のイメージキャラクターを務めるのは歌手のGACKTさん。GACKTさんが「おでんを食べながら女性をバッグハグする」という衝撃のWEB CMを見て気になった女性もいるのではないだろうか。

グリーンとブラウンが調和した受付

待合室はカフェテリアのようだ

場所は、東京メトロ丸ノ内線・西新宿駅に直結する新宿アイランドタワーの3階。グリーンとホワイト、ブラウンを基調にした明るい入り口が目印だ。中に入ると、木目調のインテリアが配置され、クリニックの待合室というよりも、おしゃれなカフェテリアのよう。初めて訪れるクリニックは緊張感が伴うものだが、ここはリラックスできる雰囲気だ。

筆者を襲った「春の肌荒れ」も治りますか?

女性が憧れる美肌の持ち主、高橋栄里院長(写真奥)。丁寧なカウンセリングに勇気がわいてくる

まずは、カウンセリングシートの記入から。これまでの病歴や現在の体調のほか、気になる症状についても記入していく。筆者は、にきび・にきび跡・毛穴・クマ・たるみにチェックを入れた。

実は施術前に風邪をひいた。さらに花粉症とのダブルパンチで、鼻まわりは皮がめくれるほど乾燥しているわ、おでこと顎はにきびが多発しているわで、肌コンディションは最悪……。最近は、風邪じゃなくても顔を隠すためにマスクをする女性が多いと聞くが、その気持ちがわかりすぎてつらい。

カウンセリングでは、高橋栄里院長がカウンセリングシートに目を通していく。「当院は、弱めのものから強めのものまで、たくさんのメニューがあります。その方のお悩みに合わせて、オーダーメイドのように組み合わせて行うことが可能です」と、心強い一言。

風邪と花粉症で肌荒れしていることを伝えると、「春は肌が荒れやすいシーズンですよね。実はこの時期、肌の調子が悪くなって来院される方が多いんです」と高橋院長。続けて、「肌の新陳代謝が悪くなることで、皮脂の分泌も乱れて毛穴が詰まります。そして、空気に触れて酸化すると、毛穴が黒ずんだり、にきび菌が繁殖したりと、悪循環を起こしてしまいます」と、春の肌荒れのメカニズムを解説してくれた。

そして「毛穴をすっきりさせて新陳代謝を整える治療がいいと思いますね」と勧めてくれたのが、同院オリジナルのレーザー治療「シークレット」だ。

シークレットは、微細な針(フラクショナルマイクロニードル)を肌の表皮を破壊することなく細かく打っていき、針の先端から出される高周波を肌の深部(真皮層)まで届けるという治療法。「真皮層のコラーゲンを生成する細胞に働きかけることで、ダメージを修復しようという作用が起こり、肌にハリや弾力をもたらし、毛穴の引き締めにも効果的です。にきび跡の治りも早くなります」。

まだ治療前なのに、丁寧にカウンセリングしてもらったことで希望の光が……。治療への期待は膨らむばかりだ。

シワや毛穴に効く「シークレット」を初体験

麻酔クリームを塗って準備が整ったところで、施術室へと向かう。いよいよシークレットに挑戦だ。

レーザーを照射していく。頬は全く痛みを感じないが、おでこは若干刺激が走る

目元ギリギリまで照射できる

ベッドにあお向けになると、高橋院長が機器を手にし、レーザーを照射していく。ショットごとに針が刺さるような感覚はあるのだが、麻酔がきいているおかげで痛みは感じない。ただ、おでこなどお肉がない箇所は若干の刺激が走る。高橋院長に痛みの個人差を聞くと、「シークレットに関しては、痛みが我慢できなくて施術を断念する方はいませんね」とのこと。

高橋院長は手を休めず、頬やおでこなどの顔の広い部分から、鼻下、あご、目元といった狭い部分まで、スピーディーに打っていく。目元ギリギリまで打てることにも驚いた。だからこそ、小ジワが気になる目元や口元にも効果が期待できるのだろう。それにしても、この速さで打つ場所がわかるのはすごい……!

そうして15分ほど経過した。