2014年11月、Firefoxは10周年を迎えることになった。Mozillaでは、これを記念してのイベントや記念リリースとなる「Firefox 33.1」をリリースした。

図1 Mozilla Japanの10周年記念パーティ

ケーキにもあるが、Twitterでハッシュタグの「#fx10」で検索をしてみていただきたい。さまざまな写真とともに、世界中のイベントの様子などを見ることができる。

簡単に、33.1の新機能を紹介しよう。まずは[忘れる]ボタンである。33.0からのバージョンアップでは新機能紹介が行われる。ここで、[追加する]選択すればよい(図2)。

図2 新機能紹介から[忘れる]ボタンを追加

実際に、クリックすると図3のようになる。

図3 [忘れる]ボタンをクリック

履歴の期間を3パターン選択できる。従来は、オプションメニューのプライベートから行うことができたが、より簡単に履歴やCookiesを削除できるようになった。

新しいタブを開くと、こてまでは過去によくアクセスされたサイトがサムネイルにが表示されていた(ディレクトリタイルと呼ぶ)。履歴がないと、空のタイルが表示されていた。これが、MozillaおよびMozillaのパートナーのコンテンツが表示されるようになった(図4)。

図4 新しいタイル

また、DuckDuckGoが検索エンジンに追加された(図5)。

図5 DuckDuckGoが検索エンジンに追加

DuckDuckGoの特徴は、ユーザー保護である。ユーザーの検索履歴を記録するといったようなことはしない。このあたりは、Mozillaのポリシーに通じるものがある。

新機能紹介の最後には、「わたしが選んだ理由」と題される動画が表示される。

図6 わたしが選んだ理由

図7 動画の一部

MozillaとFirefoxの目指す意思を感じることができる。この動画は、Mozilla Japanのブログでも公開されている。

他には、プライバシーツアーが追加された。リリースノートには記載がないが、スタートページを開くと、アニメーション表示される。

図8 アニメーション表示

とても楽しい演出である。

一ユーザーとして、10年も使ってきたかと思うと、長かったのかあっという間だったのか、なんともいいがたい感がある。そして、インターネットがいつまでも自由で、オープンであることを期待したい。