他人にちょっと差を付ける……そんな観点からチョイスしたいアクセサリー。少し背伸びをして、こんなオリジナリティ溢れるレザー製品はどうだろう? 今回は、立川に本店を構え、代官山にフラッグショップをリニューアルオープンしたオジャガデザインをご紹介しよう。
オジャガデザイン代官山は、代官山の槍ヶ崎交差点から歩いて数分、雑居ビルの2階という好立地にショップに構えている、創業2000 年(平成12年)から一貫して自社生産にこだわり続けるMADE IN JAPANのレザーブランドだ。
OJAGADESIGN DAIKANYAMNA |
店内に所せましと並んでいるのは、バッグ、財布、携帯ケース、ベルト、キーホルダーといったレザー製品の数々。そのどれもが独特の風合いを持っており、部屋中に充満するレザーの匂いも相まって、さながらクラフトワークの作業場といった様子。
「オジャガデザイン立川本店の持つ“オジャガデザインの世界観”に近づけるべく、9月末にリニューアルしたんです(店舗スタッフ)」 そんなオジャガデザイン、店内の製品に同じものがない、いわゆる一点ものが多いという。
「革を一頭買いして、最初だけ機械を使って裁断します。その後はすべて手縫いで作業が行なわれるんです。いわばクラフトワークですね。縫う人が好きな色を組み合わせ縫っていくので、同じ色合いの製品はないんです。すべて1点ものと言えるかもしれません(店舗スタッフ)」
なるほど店内に並ぶ数々はすべてが微妙な色合いを保っており、そのどれもがオリジナリティ溢れている。使うほどに味が出てくる、いわゆるレザーの経年劣化を楽しむお客様もいるというオジャガデザインのレザー製品。しかもこちらでは、個人のセミオーダーも可能なのだ。まずはベースとなるアイテムを選び、ボディの色、ベルトの色……というように自分好みの色合いに仕上げることができるそうで、オーダーしてから完成までは、およそ一ヵ月という驚きの早さだ!
これはすべてオリジナル製法--革を仕入れてから、自社で染めて、自社開発で作った糸を用いて、手縫いする--で作っているからできることだそうだ。
現在バッグ、ウォレット、携帯ケース、キーホルダー、ベルト、ピアス&ヘアバンドなど6カテゴリーほどを制作・販売しているそう。代官山の店舗には常時1,000以上のアイテムがそろっており、工場直結のため、出来上がったものから店頭に並ぶという。つまり2~3週間に一度顔を出せば、毎回新しいアイテムが手に入るというわけだ。
また店内にはハローキティをはじめ、クマモン、キン肉マン、ポケモン、プロ野球球団、モーターのタミヤ、コンバースなど、多彩なコラボコレクションも並んでおり、見ているだけで楽しくなる。オジャガデザインで販売している以外にもいわゆる“卸し”のコラボ商品(コラボ商品に関しては、セミオーダーは不可能)もあるそうで、コラボ数はすでに30種類以上となっている。今後のコラボ商品がどのようなものなのかにも注目したいところだ。
なお、こちらの代官山店の客層としては30代の女性が多いそうだが、カップルで連れてこられた男性も思わず購入していくこともあるというのも納得である。また代官山という土地柄か、フラっと立ち寄ってプレゼント用に小物を購入していく女性グループも多いという。
ショップは立川の本店と、こちら代官山のフラッグショップの2店。期間限定ながら百貨店などでポップアップストアは随時展開しているというから、気になる人はオジャガデザインのホームページでチェックしてみてほしい。