2014年4月より放送開始となったTVアニメ『悪魔のリドル』。そのエンディングテーマを集めたEDテーマアルバム「黒組曲・序」の発売を記念したイベントが2014年5月25日に虎ノ門・ポニーキャニオン本社1階 イベントスペースにて開催された。
TVアニメ『悪魔のリドル』のエンディングテーマは1話ごとに異なるキャラクターが担当しているが、今回リリースされた「黒組曲・序」は4話までのEDテーマおよび全員曲「QUEEN」を収録。発売記念イベント「10年黒組臨時授業」は全12回の予定だが、5/25に行われた3限目および4限目には、「黒組曲・序」に担当EDテーマが収録されているキャスト陣の中から、一ノ瀬晴役の金元寿子と神長香子役の佳村はるかが登場した。
■「10年黒組臨時授業」3限目
司会は前日に行われた1・2限目と同じく、ニコニコ生放送で配信されている「悪魔のリドル ラジオ~黒組通信~」でおなじみのリドル君が担当。リドル君に呼び込まれ。金元と佳村がステージに姿をみせると、会場からは大きな歓声があがる。
「黒組曲・序」の発売記念イベントということで、まずは「収録曲」についての話題。「4人それぞれ違ったイメージの曲が入っていて面白い」という金元に対し、佳村は「(金元の曲は)シンガーソングライターの人が歌っているみたいで、弾き語りをしている姿が見える」との感想を述べる。そして「弾き語り」というところから、佳村のギターを弾くフリがおかしいという話題に……。
8月24日に行われる黒組PARTY!の話題では、レコーディングの際はまったく動かないが、ライブだと動かなければならないので心配と語る金元。一方の佳村も「基本リズム感がないので、レコーディングでは直立不動」とのことで、ライブではお互いにバックダンサーをしようと提案する。
来場者アンケートを元にした質問コーナー「10年黒組目安箱」。「もし10年黒組に入ってアサシンとなったら、勝利の報酬として何を望みますか?」という質問に対して、「旅行にはまっているので、旅行会社を設立したい」(金元)、「何の努力もしないでアタマを良くしてもらいたい」(佳村)。
そのほか、学生時代の思い出やお互いの第一印象などについてトーク。学生時代、「田舎だったので、パン工場が直営しているベーカリーでパンを買うのが楽しみのひとつだった」という金元は、所属していたバレー部についてや、ソフトボール部を作ったが人が4人しか集まらなかったことを告白。佳村は朝4時30分に起きて、5時から放送されていたアニメを観るという規則正しい生活を送っていたとのことで、「夜9時半には寝ていたので、友達からのメールには対応できなかった……」との思い出を語った。なお、佳村が学生時代にもっとも印象的だった出来事は「修学旅行で海外に行ったが、海が汚くて入れなかったこと」。
続く「黒組危機一発」(いわゆる「黒ひげ危機一発」)では、金元と佳村ががっぷり四つの好勝負を展開。思わぬ長期戦になったが、ラスト3になったところで佳村が黒ひげを飛ばし、罰ゲームとして「セクシー殺し文句」を山田花子風で披露した。
トーク&ゲームで盛り上がったおよそ40分のステージに続いて行われたのがお渡し会。自分が演じるキャラクターが描かれたオリジナルアナザージャケットを手渡しながら、金元と佳村はファンひとりひとりとのコミュニケーションを楽しんだ。
■「10年黒組臨時授業」4限目
3限目に続いて行われた4限目では、佳村がメガネをかけてステージに登場。これは自らが演じる神長香子にあわせたものだが、金元も今回のイベントにあわせて、「黒組なだけに髪を黒に」したことを明かした。
3限目につづいて、4限目でも佳村のギターの弾き方がおかしいという話題に。そこで今回は、佳村のエアギターをバックに金元が歌う(口パク)という、何ともシュールな模様が絵が展開された。
また、自らが歌うキャラクターEDテーマについて、「2番の歌詞は兎角さんに向けてるんじゃないかと勝手に思っている」という感想を金元が述べると、佳村は「こういう曲を歌ったことがないので、どのように気持ちを作ればいいかわからず、原作を何度も読んでレコーディングに挑んだ」というエピソードを語った。
来場者アンケートを元にした質問コーナー「10年黒組目安箱」。「毎日食べていても飽きないもの」という質問に対する金元の回答は「れんこん」。スーパーに買い物に行った際、最近食べてないので買ってみたら美味しかったのがきっかけということで、いろいろな調理法で実際に毎日食べているという。吉村の答えは「梅の飴」。幼稚園のころから大好きで、「一袋15分くらいで食べる」とのこと。
また「世界は□□に満ちている。お2人ならこの□□に何を入れますか?」という質問に対して、金元は「カップル」と即答。台湾に行った際、街中にカップルが多くて、日本とは違うなと思っていたが、日本に帰ってきたら、日本でも意外と多いことに気づいた、というエピソードを明かした。
4限目の「黒組危機一発」は、リドル君も参加しての三つ巴対決となったが、3限目の対決が長期戦となったため、4限目は暗殺文句もネタ切れぎみ。そんな中、今回の対決も長期戦となり、最後の2択で金元がアウトとなり、罰ゲームの「セクシー殺し文句」を披露した。
(C)高河ゆん・南方純/KADOKAWA刊/「悪魔のリドル」製作委員会