米カリフォルニア州サンフランシスコで6月2日(米国時間)からスタートする米Appleの開発者会議「WWDC 2014」。初日にあたる2月午前10時(日本時間で3日午前2時)には同社CEOのTim Cook氏らによるキーノートが開催され、OS XやiOSの最新バージョンの紹介のほか、いくつか新発表が行われる。現時点で出ている情報や噂を基に、本稿では主にiPhoneを含むハードウェア関連の話をまとめてみる。

次は「iPhone 6」? どのようなハードウェアになるのか

いきなり冒頭での結論になるが、前回のレポート「iPhone 6発表は? iOS 8はどうなる?- WWDC 2014での発表内容をまとめて予測」でも説明したように、WWDCは本来開発者のための情報交換の場であり、ハードウェアの新製品が発表されるような場面ではない。そのため、時期的に考えても「iPhone新製品」が発表される可能性は低く、仮にiPhoneを含むハードウェアがこの場で発表されても、あくまで「たまたま」だったと考えてほしい。

iPhone 6発表の可能性は高くはないが……

では、実際の発表まで時間があるとして、次期iPhoneはどのような姿になるだろうか。まずは過去のレポートを振り返ってみる。