iOS 7がリリースされるタイミングにあわせ、これまでベータ版扱いだった「Siri」が正式版となった。ベータ版でなくなったということは、今後iOSの正式な機能として扱われるとともに、従来決まっていなかったことが確定されたことを意味する。検索エンジンをGoogleからBingに変更する決定も、正式版となるタイミングにあわせて実行されている。 ただし、Wikipediaへの対応はiOS 7の機能にも依存している。Siriはクラウド側に音声認識エンジンを持ち、iPhone/iPadから送信されてきた音声データを文字情報に変換する機能を持つが、それを解釈するのはiOS側の仕事だ。だから、iOS 7のリリースとともにSiriは賢くなったが、iOS 6のSiriにWikipedia関連の質問をしても、期待した回答は得られない。

試しに、有名人の誕生日を質問してみよう。iOS 7のSiriに「○○の誕生日はいつ?」とたずねると、Wikipediaのページを表示しつつ誕生日を答えてくれるが、iOS 6のSiriは「"○○の誕生日はいつ"に関する情報は見つかりませんでした」とつれない返事をする。

ところで、Siriはいつでも肩書きや通称まで解釈してくれるとはかぎらない。たとえば、「オバマ大統領」の誕生日は答えてくれるが、「安倍総理大臣」の名前がわからないのか、Web検索に誘導されてしまう。質問するときは、フルネームでたずねるのがコツだ。

操作手順をカンタン解説

1 iOS 7のSiriは正式版となり、Wikipediaのサポートなど新機能が追加された

2 有名人の誕生日をiOS 7のSiriにたずねると、Wikipediaのページをもとに誕生日を答えてくれる

3 同じ音声認識エンジンを使用しているはずのiOS 6のSiriは、OS側の文字情報を解釈する機能に変更がないため、Wikipediaの情報は検索できない

(提供:iPad iPhone Wire)