『PS4』『Vita TV』をはじめとした新製品、新タイトルなど昨日のSCE発表情報まとめ

強力なゲームラインナップでユーザー獲得を目指す

今回の「SCEJA Press Conference 2013」では、『PS4』タイトルはもちろん、『PS Vita』や『PS3』の新規タイトルも続々と発表されている。

2014年2月22日に発売される『PS4』のタイトルは19。『バトルフィールド 4』『FIFA 14 ワールドクラスサッカー』『ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア』(βテスト)『真・三國無双7 with 猛将伝』『コール オブ デューティ ゴースト』『KILLZONE SHADOW FALL』『ストライダー飛竜』『龍が如く 維新!』といった人気シリーズに加え、角川ゲームスの『NATURAL DOCTRINE』、SCEの『KNACK』、ユービーアイソフトの『ウォッチドッグス』などの新規タイトルも数多く登場予定。さらに発売日は未定であるが『inFAMOUS Second Son』『METAL GEAR SOLID V THE PHANTOM PAIN』『KINGDOM HEARTS III』『FINAL FANTASY XV』『地球防衛軍シリーズ』『機動戦士ガンダムシリーズ(仮称)』などの注目タイトルも控えている。

そして、ガンホー・オンライン・エンターテイメントとグラスホッパー・マニファクチュアからは新作『リリィ・ベルガモ』が初公開。今回は映像のみの発表であり、詳細は不明だが、ジャンルはオンラインプレイを重視した「ド」がつくほどのアクションゲームと宣言。『PS Vita』やスマートフォンのアプリとの連携機能も用意し、発売は2014年を予定。また、漫画家のコザキユースケがアートワーク全般を担当し、異色のコラボレーションが実現しているという。

また、カプコンの小野義徳プロデューサーが登壇し、『PS4』の実機を用いた『deep down』のデモンストレーションも行われた。タイトルの発表当初はファンタジーばりばりのアクションRPGと思われたが、今回のプレゼンにおいて、本作は2094年のニューヨークが舞台で、プレイヤーは過去の遺物や遺産から記憶を読み取る「リーディング」能力を持つ能力者であることが明らかに。そして相手をリーディングすることで迷宮に赴き、そこで謎を解き明かしていくという。また、『deep down』のマップは自動生成されるランダムマップを採用し、登場モンスターは同種族でも環境によって容姿が異なることも解説した。なお、本作は9月19～22日まで幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2013」においてプレイアブル出展される予定だ。

『PS Vita』の新規タイトルとしては、超魔法バトルアクション『ソウルサクリファイス』の最新作、『ソウルサクリファイス デルタ』が2014年3月に登場する。コンセプトのCEO・稲船敬二氏は「ただ、モンスターや魔法を付け加えただけではなく、新しい要素を備えたタイトル」であると説明。本作では「生け贄」「救済」に加え、「中立」という新たな勢力が登場し、「共闘」するだけでなく、競い合ってさらに上のレベルで戦える楽しみが味わえるらしい。『ソウルサクリファイス デルタ』も東京ゲームショウで試遊出展される。

セガの『ファンタシースター』シリーズの酒井智史プロデューサーからは『ファンタシースター ノヴァ』が発表。本作はオンライン要素を持たないゲームタイトルで、『ファンタシースターオンライン2』と共通の世界観を持つ。ボリューム満点のストーリーモードはもちろん、アドホック通信に対応し、最大4人での協力プレイに特化した作品になるという。そのほか、2014年5月に『ラブライブ! スクール アイドル パラダイス』や、発売日は未定だが『ダンガンロンパ』シリーズのスピンオフ作品『絶対絶望少女 ダンガンロンパ AnotherEpisode』などの新発表もあった。

そして、PS3の注目タイトルとしては『グランツーリスモ6』。発売日は12月5日で、価格は6,980円に決定。また、通常版に加え、ゲーム内で使用できる特別デザインの車や、スペシャルブックレットを同梱した初回限定版『グランツーリスモ6 15周年アニバーサリーボックス』(7,980円)や、『PS3』と『グランツーリスモ6』を同梱した『PlayStation 3 スターターパック グランツーリスモ6同梱版』(25,980円)も同時発売される。