歩きながらスマートフォンを操作する、いわゆる「歩きスマホ」が社会問題化している。改めていうまでもないが、画面をみながら歩くのは危険なこと、駅のプラットフォームから落下するなどの事故も急増している。
それでも移動中のわずかな隙を見つけて用事を済ませたい……という場合に便利な存在が「Siri」だ。iPhoneのボタンを押して話しかければOK、画面を凝視する必要はない。どのような作業をしたか音声で確認してくれるので、画面を見ないまま用事を済ませることができる。注意力は低下しそうだが、少なくとも「歩きスマホ」より危険度は低そうだ。
なかでも『リマインダー』との連携は、Siriの得意技。ToDoや買い物リストを登録しておけば、備忘録代わりに活用できる。使い方はかんたん、「○○○とリマインド」または「○○○と思い出させて」とSiriに話すだけだ。通知する日時を追加で話さなければならないのが面倒だが、ソフトウェアキーボードより手早くリマインドを登録できる。
語尾にひと工夫をくわえれば、リマインドの登録はもっとかんたんになる。それは、語尾を「とリマインド」ではなく「と覚えて」にすること。そうすれば、Siriから「いつお知らせしましょうか?」と通知の具体的な日時を質問されることはなくなるはずだ。