なんとポンプが不要?

SilverStoneのブースで面白かったのは、なんとポンプが不要という水冷CPUクーラーのデモ。これはまだ開発中とのことで、Tundraシリーズとして登場するのかどうかも含めて未定だそうだが、ポンプがないということは原理的に「ポンプの故障がない」ということであり、ちょっと興味深い。

これがその水冷CPUクーラーのデモ。普通の簡易水冷のように見えるが…

確かに、ポンプが入っているようには見えない薄さの水冷ヘッド

ブース担当者によれば、中に入っている液体は水ではなく、特殊な冷媒だという。水冷ヘッドでは吸熱により気化、ラジエータでは放熱により液化しており、これを繰り返すことで循環する。詳細は非公開とのことだが、万が一、液漏れしても、水とは違ってショートしないというメリットもあるそうだ。

動画>写真だとちょっと分かりにくいと思うので、こちらの動画をどうぞ
http://www.youtube.com/watch?v=CGdWkOx52EE