ベンチマークと実際の使用感はまるで別物

さて、CPUにIntel Atom Z2760(1.80GHz)、メモリは2GBと基本スペックはおとなしいが、客観的な数値としてはどうだろうか。「Windows エクスペリエンス インデックス」と「PCMARK7」でベンチマークテストを行ってみた。

■Windows エクスペリエンス インデックス
プロセッサ 3.4
メモリ(RAM) 4.7
グラフィックス 3.8
ゲーム用グラフィックス 3.3
プライマリハードディスク 5.4
■PCMARK 7
PCMark score 1433

Windows エクスペリエンス インデックスでは、ゲーム用グラフィックスの3.3がもっとも低いスコアだ。もっとも、本機はゲーム用デバイスではないので、この値は想定内。むしろ、プロセッサの3.4が数値として気になる。タブレット端末向けのAtom Z2760とはいえ、物足りなさを感じるところだろう。

PCMARK 7の結果もしかりなのだが、実際に使用してみると印象は変わる。いい意味でこれらの数値を裏切ってくれるのだ。特に引っかかることはなく、画面の切替えなどもいたってスムーズ。正直な感想を言うと、ここまで使用感と数値が乖離しているのも珍しいといったところだ。

「Intel Atom Inside」のロゴ

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