実用性を重視したXPS 12の変形機構

XPS 12の最大の特徴は、一瞬でスタイルを変えられる液晶ディスプレイの回転機構だ。

Windows 8の発売にあたって各社からさまざまなハイブリッドUltrabookがリリースされたが、液晶ディスプレイ部分が180度回転するのはXPS 12だけ。非常に特徴的なギミックである。

変形方法はとても簡単で、液晶ディスプレイの上部を軽く押すだけ。フレームの左右中心部を軸として液晶ディスプレイが回転し、そのまま天板を閉じればタブレットPCへと早変わりする。思ったよりも軽い力で回転できるため耐久性に不安があったが、頑丈なアルミフレームと独自の技術により強度は確保されているとのことだ。

XPS 12の特徴的な変形機構。アルミフレームはそのまま、液晶ディスプレイだけをクルリと回転させる

液晶ディスプレイの軸となるアルミフレーム。頑丈に作られているため歪みや破損の心配は少ない

XPS 12で採用されている液晶ディスプレイの回転機構には、キーボード部分を天板で保護できるというメリットがある。天板が360度開くタイプのマシンではキーボードが底面部にきてしまうため、そのまま置くのは不安が残るだろう。しかしXPS 12ではキーボードがむき出しにならないため、安心して利用できるのだ。

タブレットモードではキーボードが液晶ディスプレイでカバーされるので気軽に扱える

ノートPCスタイルからタブレットスタイルに簡単に変更できる上に、作りは頑丈。さらにマシンをしっかり保護できるなど、XPS 12の回転機構は見た目の面白さだけでなく実用性を兼ね備えているギミックなのだ。

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