そして、トークステージの後半戦では、スペシャルゲストであるディンゴ・イーグリット役の井上和彦、ケン・マリネリス役の雪野五月、レオ・ステンバック役の鈴村健一、エイダ役の芳野美樹が登場。本イベント1番の大きな拍手が起こった。

同じく「はいだらー!」のかけ声で登場した声優陣(左から井上、鈴村、芳野、雪野)

声優陣を招いてのトークステージは、『Z.O.E.』シリーズに関するランキング発表から始まった。まず最初は「本シリーズで1番好きなキャラクター」ランキングで、1位はエイダ、2位はディンゴ、3位はレオという結果に。ちなみにケンは僅差で4位だったが、鈴村は納得がいかない様子で、「はいだらー!」と怒りのおたけびをあげた。この結果に対してエイダ役の芳野は「本当にうれしいです。ありがとうございます」という満面の笑み。対して井上さんは「1位じゃなくて、本当にありがとうございます」とふくれっ面を見せるおちゃめな一面も。

大いに盛り上がった『Z.O.E.』ランキング

また、井上には「好きなディンゴのセリフは?」という質問も飛びだした。すぐさま井上さんは「はいだらー」と答え、雪野から「言ってないですから(笑)」と素早いツッコミを受ける。その後「動けーっ!」「止まれーっ!」などの絶叫系に加え、「金と力は正しいことに使え」(正しくは「力は正しい事に使え」です)と答え、ほかのキャストから「金は余計」とさらに激しいツッコミが入った。

本イベント1番の「はいだらー!」を叫んだ井上は、終始ノリノリの様子

ディンゴとレオ、どちらを選ぶかという究極の選択を迫られた芳野

さらに、「ディンゴとレオ、どっちが好き?」という究極の質問が投げかけられた芳野は「『Z.O.E.』のヘタレなレオ」と回答。井上から「大人の逃げ方だ」、鈴村から「それ俺、やってないしなぁ。こうやって男を転がすんですよ」と、男性陣から大ブーイングを受けてしまった。

鈴村には「往年の名機ビックバイパーのランナー役に決まった当時、どういう心境でしたか?」という質問が投げかけられた。鈴村は「僕はゲームが大好きなのでうれしかったですよ。『グラディウス』のビックバイパーですから。大騒ぎになりました」と、当時を思い出し、興奮気味に語っていた。

鈴村は「次は『ロードブリティッシュ』(『沙羅曼蛇』2P側の機体)にも乗りたいです」というゲーマーな一面も見せてくれた

ナマ「はいだらー!」を披露してくれた雪野。結局「はいだらー!」の意味は今も謎のままのようだ……

そして雪野には「『ANUBIS』で最も有名なセリフ『はいだらー!』を初めて台本で見た時の感想は?」という質問。雪野は「自分が知らないだけなのかと思い、収録の時に村田さんに『はいだらー』の意味を聞いてみました」と答えたが、それに対して村田は「実は西村さんの絵コンテには、すでに『はいだらー!(謎)』と書いてありました」と回答。村田は、その当事「はいだらー」の謎について答えたというが、結局"よく覚えていない"とのこと。

その後、ゲームの名シーンを声優陣がアテレコするコーナーなども行われたが、ここでも台本にはない「はいだらー!」が連発。トークステージも大きな盛り上がりをみせて終了した

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