スクウェア・エニックスの『キングダム ハーツ』シリーズ最新作がニンテンドー3DS専用ソフト3月29日についに発売! 近頃18禁ホラー系タイトルばかりプレイしていた僕にとっては、とても眩しいタイトルとなりますが、久しぶりのプレイなる本シリーズ。じっくりコトコトプレイしてみました♪

『キングダム ハーツ』シリーズは、ディズニーとスクウェア・エニックスとのコラボレーションによって生み出された人気作品の1つ。2002年に第1作目が登場し、これまで6作品をリリース。全世界で累計1,700万本以上のヒットを記録している。シリーズの大きな特徴といえばオリジナルキャラクターに加え、ディズニー作品と『ファイナルファンタジー』シリーズなどSQEX作品からゲストキャラクターが登場することだ。人気キャラクターの夢の共演が楽しめるタイトルなのだ。

今回は3D立体視でのプレイが楽しめる『キングダム ハーツ』シリーズ最新作

リクとソラは今回もキーブレードを手に元気いっぱい大活躍!

正直なところ、本シリーズは『キングダム ハーツ ファイナル ミックス』以降、プレイするタイミングを逃していたので、ストーリーについて行けるか少々不安だ。しかし、ゲーム開始直後から、王様(ミッキー)や、ドナルド、グーフィーといったキャラクターが登場していてひと安心。

ミッキー、ドナルド、グーフィーを見るとほっとします

映画『ファンタジア』の魔法使い、イェン・シッド。いろいろ知っている偉大な人なのです

主人公のソラとリクはもちろん、オリジナルワールド「トラヴァースタウン」も登場(実際には閉ざされた「夢の世界」で、以前とは別ワールド)。あっという間に当時を思い出し、本作の世界に入り込むことができた。

「トラヴァースタウン」では、ニンテンドーDSソフト『すばらしきこのせかい』のキャラクターとの出会いが待っている

それでは、今回の目的をイェン・シッドから聞いたところで、「トラヴァースタウン」からスタート!

まず操作を覚えるためのチュートリアルが始まるのだが、最初は覚えることが多く、なかなか大変。さらに、今回の新要素である「フリーフローアクション」の素早い動きについていけません。あっという間にどの敵&進むべき方向がわからなくなってしまった……のだが、戸惑ったのは最初だけ。ゲームを進めて戦っているうち、このアクションが病みつきになってくる。

「ウォールキック」はフリーフローアクションの基本技。最初は動きに翻弄されるが、使いこなすと途端に使わずにはいられなくなる

爽快・豪快・快感!なアクションが満載のフリーフローアクションをマスターしよう

特に大きな敵を軸にグルグル回転する「ポールスピン」を行い、その流れで遠くに敵を投げ飛ばすアクション「ブロウオフ」が気持ちよい。また、壁などをキックして、左右の壁をジグザグに落ちずに高速移動する「ウォールキック」や、レールやロープに乗るとその上を滑走したりする「レールスライド」がカッコイイ。本作ではザコ敵が複数で襲いかかってくることが多いため、ヒット&アウェイでの攻撃をオススメ。また、ポールなどを見つけたら、ポールを軸に横回転する「ポールスピン」から派生する攻撃「ターンカッター」などを使っていこう。とにかく動きまくって集中攻撃を受けないことが、ゲーム攻略の重要なポイントだ。

ポールの回りをぐるぐる回り、周囲の敵を巻き込んで倒す爽快感。そう、快感!

敵の回りもグルグル回ります。イキオイを付けてからの豪快な投げ技もできる

そのほか、高い場所から落ちた際に便利なのが、「その場ウォールキック壁登り」(勝手に命名!)だ。ジャンプしてウォールキックをしたら、再びジャンプ→ウォールキック→ジャンプ……という具合にアクションを行えば、回り道をしなくても真っ直ぐに上に突き進めることも多い。難易度は高いが、道をショートカットしたり、宝箱を探したりする際には便利。ぜひ実践していただきたい。

「ワンダニャン」可愛すぎ! 次ページでは本編そっちのけでスピリットの育成に勤しむ母・担当ぱぴいであった……続きを読む

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