ユービーアイソフトから『マイケル・ジャクソン ザ・エクスペリエンス』が発売された。本作は歌とダンスが楽しめるダンスアクションゲームだ(Wii版はダンスのみ)。「今夜はビート・イット」「バッド」「ビリー・ジーン」「スリラー」「ダーティー・ダイアナ」「今夜はドント・ストップ」といった名曲の数々を楽しみながらプレイできるのが大きな特徴。
本作は機種を選ばずプレイできるラインナップとなっており、PS3版(Move専用)、Xbox 360版(Kinect専用)、Wii版、PS Vita版がリリース。
機種によってモードが若干異なり、PS3版はダンスとカラオケモードが用意され、Xbox 360版ではPS3版のモードに加え、自分の姿をゲーム中に投影してステージ上で踊っている感覚を味わうことができる。また、Wii版はダンスモードのみだが、収録曲のボリュームに大差はなく手軽に楽しめるようになっている。これらの3機種は最大4人までの協力プレイも可能だ。
PS Vita版『マイケル・ジャクソン ザ・エクスペリエンスHD』は、15曲の大ヒットソングをタッチしながらの直感プレイが魅力で、友だちとの通信対戦も行える。特徴は機種によって若干異なるが、マイケルの楽曲をBGMにプレイできるのは共通するところ。
それでは、今回はXbox 360版をメインに本ソフトの魅力を紹介していこう。
Xbox 360版の最大の特徴は、Kinectを利用することで自分の姿をゲーム画面に投影してプレイできること。画面に映し出されることで自分の動きがチェックでき、ダンスをしっかりマスターできる。また、Kinectの特徴としてコントローラー不要ですべての操作が行えるのもポイントとなる。
まずゲームをプレイする前にチェックしておきたいのが、メインメニューに用意された「MJスクール」だ。「MJスクール」では、ダンス前のウォーミングアップや振付け、決めポーズなどを練習することができる。ダンスの中には瞬発力を要求されるポーズもあるため、準備体操は忘れずに行っておきたい。
ウォーミングアップで体が温まってきたら、ダンスパートに入ろう。1人でプレイする場合は「ソロ」を、2人以上でプレイする場合は「パーティ」を選択する。「パーティ」では、最大4人で順番に踊る「コープ」や、2チームが交代でプレイしスコアを競う「バトル」などが用意されている。
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