目、疲れてませんか ?

インターネット大好き! あぁ、もうヤバい、アタシ。SNSは楽しいし、2ちゃんねるのまとめブログもバシバシ読んじゃうし、YouTubeもマジ面白い! iPadもスマホもだーい好き! という人が多い昨今ではあるが、モニターを見る機会が増えると目が疲れるのも事実である。

女優・上原美佐が登場する「新キューピーコーワi」のCMでは、上原ふんするOLがパソコンを見ていて「眼精疲労」がひどい状態になり、この薬を飲むという演出がある。頑張って働けば働くほど、目が疲れるというのもなかなか世知辛いではないか。

で、ネットニュースの記者である筆者自身も1日12時間ほどモニターに向かっていて目が疲れ、さらには首や肩が凝り、テレビの通販で「首こりほぐし機」みたいなものを7,800円で買ったりするなど、日々眼精疲労には悩まされている。

オリコン調べ

オリコンが9月に全国のサラリーマン/OLに対して「最も疲れを感じる箇所」を聞いたところ、最も多かったのが「目」で74.2%となった。そして、最も疲れを感じるシーンは「パソコン使用時」であることも明らかになった。この疲れの原因の1つは、「ブルーライト」というモニターから発せられる光にあるのだという。

ブルーライトは、特にLEDを使ったモニターから多く発せられる。例えば、スマートフォンやタブレット端末などは、輝度が高いディスプレイデバイスを使っており、ブルーライトの量も非常に多いと言われている。節電意識の高まりで普及が加速しているLED電球も、一見すると白い光だが、従来の蛍光灯よりも青い光を多く含んでいるそうだ。冬の風物詩ともいえる街角のイルミネーションも青い光(およびその成分)が多いなど、ちまたはまさにブルーライトであふれている。

ところで、ブルーライトは瞳孔反応を誘発し、結果、緊張性の眼精疲労をもたらし、加えて散乱しやすいという特徴から、まぶしさやぼやけによる疲労にもつながる。さらには、高いエネルギーを発するため、黄斑変性症などの眼疾患になる恐れもあるという。また、青い光は生体リズムにも影響を与えるとされており、夜間などにブルーライトを放つディスプレイを長時間見続けると、不眠につながると言われている。

LAタイムズにも昨年「iPadを寝る前に見ると睡眠に悪影響があることも」という記事が出た(下記リンク参照)。自戒を込めて言うが、やはり私達はモニターを見過ぎである。もうちょっと「おめめちゃん(かわいいだろ)」をいたわってやろうよ。

■ LAタイムズの記事
Reading on iPad before bed can affect sleep habits-Los Angeles Times
http://latimesblogs.latimes.com/technology/2010/04/ipad-kindle-ebook-sleep.html

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