【レビュー】
『ICO』(イコ)は、2001年に“PlayStation 2”版として発売されたアクションアドベンチャーゲーム。主人公は、頭に一対の「角」を持った13歳の少年「イコ」。「イコ」の村では角の生えた子どもは13歳になると霧の城へ連れて行かれ、生け贄として捧げられる掟があり、彼も「生け贄の間」のカプセルに閉じ込められることになった。しかし、偶然カプセルが開き、「イコ」は自由の身となる。城を歩き回るうち、1人の少女「ヨルダ」と出会い、彼女とともに城からの脱出を試みる……というのが主なストーリーだ。
今回リニューアル発売された『ICO』は、1080pフルHD化されグラフィックが美しくなり、迫力ある冒険を楽しむことが可能となった。また、3D立体視もサポートする。緻密なグラフィック表現が実現されているため、PS2版をプレイした人にも新しい発見があるかもしれない。
『ICO』の魅力は数多い。まず挙げたいのが、少女「ヨルダ」と共に手をつなぎ、協力しながら冒険を行うという点だ。[R1]ボタンを押すことによって、「手をつなぐ」「ヨルダを呼ぶ」「段差から引き上げる」といったアクションが行える。「ヨルダ」は移動速度が遅く、高い段差を登ることができないため、時にはイライラするシーンがあるかもしれない。しかし、このもどかしさこそがプレイしているうちに「ヨルダ」に命を吹き込み、本当に彼女が生きているかのような感覚を与えてくれる。
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[R1]を押し続けると、「ヨルダ」と手をつないで移動ができる。新しいエリアに入る際は、はぐれないようにしっかりと彼女の手をつないであげよう |
「ヨルダ」の不思議な能力で閉ざされた扉を開くことができる。彼女の力なくして、城からの脱出は不可能なのだ |
ヒントがほとんどないのも本作の大きな特徴。従来のゲームのように壁に親切なヒントが記されているいとうことはなく、プレイヤーは周囲をよく観察し、正しく仕掛けを動かして謎を解かなければならない。だが、これがタマらない。大がかりな仕掛けや謎が解けたときは非常に心地よい。また、「ヨルダ」がアヤシイ場所を示したり、ヒントとなる場所に移動したりする場合があるので、彼女にも注意を向けたい。
操作に関しては、□ボタンで攻撃、△ボタンでジャンプ、×ボタンで(段差などから)降りる、○ボタンでアクション(レバーを動かす、アイテムを持つなど)と非常にシンプル。そして、[R1]ボタンでヨルダを呼んだり、手をさしのべたりするアクションが行える。基本的には、高低差や慎重な行動が要求される細い道などに気をつければ、操作でつまずくことはない。
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ジャンプ中につかめる場所があれば、ぶら下がって移動が行える。ぶら下がり中に△ボタンを押すと登る、×ボタンで降りるアクションが行える |
鎖などにぶら下がり中、○ボタンで反動をつけるスイングアクションが行える。通常より遠くにジャンプできるで、忘れないように覚えておこう |
ゲーム中にヒントはないけど、担当ぱぴいがヒントをさしあげます! 急げ次項!――続きを読む
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