6月6日、新宿ステーションスクエア(東京都新宿区)にて、カシオのメタルウオッチ「EDIFICE(エディフィス)」の特別モデル、「レッドブルレーシング」リミテッドエディションの新発売記念イベントが行われた。

会場は平日とは思えない熱気。通りがかって見ていく人よりイベント目的で集まった人が圧倒的に多く、終日ステージの前には人垣ができていた

ステージ上には、EDIFICEレッドブルレーシングリミテッドエディションはもちろん、千葉県の幕張海浜公園でのデモ走行、および神奈川県横浜市での公道走行で大きな話題を呼んだレッドブルレーシングのF1マシンを展示。さらに、レッドブルレーシングのショーランチームスタッフと、特別ゲストのトヨタドライバー、中嶋一貴選手のトークショー、ファン垂涎アイテムのチャリティーオークションなど盛りだくさん。新宿アルタ前の会場には、平日にも関わらず多くのファンが詰めかけた。

レッドブルレーシングチームは、昨年のF1ワールドチャンピオンチーム。カシオ計算機は2009年より、レッドブルレーシングチームと強力なパートナーシップを結んでいる。マシンのフロントノーズにはカシオの企業ロゴが刻まれ、チームの公式腕時計はEDIFICEだ。

EDIFICEは「Advance. Dynamism(アドバンス ダイナミズム)」をコンセプトに、独創的なデザインと針の動きでモータースポーツの躍動感とスピード感を表現した、多機能クロノグラフのメタルアナログウォッチ。今回のイベントにおいて、新モデルとなるEDIFICEレッドブルレーシングリミテッドエディション(7月1日発売)が発表された。

ステージ上に展示されたレッドブルのF1マシン。幕張と横浜元町を走行した実車だ

新モデルとなるEDIFICEレッドブルレーシングリミテッドエディションの実物も展示

最新のEDIFICEシリーズも展示。こちらも注目を集めていた

「時計にもハイテクを求めてしまう」

レッドブルレーシングのチームマネージャーを務めるトニー・バロウズ氏

ステージに登場したレッドブルショーランチームのスタッフの腕にも、EDIFICEレッドブルレーシングリミテッドエディションが巻かれていた。レースの現場ではレッドブルレーシングのチームマネージャーを務めるトニー・バロウズ氏は、カシオの腕時計のファンとのこと。仕事中やプライベートを問わず、常にカシオの時計を身に付けているという。

「エンジンやマテリアル、システムなどハイテクの結晶であるF1マシンを扱う仕事なので、時計にもハイテクを求めてしまう。その点でEDIFICEはストップウォッチ計測など、優れた機能が自分のニーズを満たしてくれる」(トニー氏)

「EDIFICEレッドブルレーシングリミテッドエディション」への印象を語るレッドブルショーランチーム。腕にはもちろんEDIFICEが

「F1は世界各国のサーキットを転戦するので、ワールドタイム表示が便利。しかも電波時計なので、現地で時刻調整をする必要がないのが嬉しいね。今回の特別モデルはすごくキレイで素晴らしい時計だと思う。チームカラーの赤と青の差し色や、ベゼルや文字盤のカーボン表現が、まさに我々のマシンをイメージさせてくれる」(トニー氏)

時計には絶対的な正確さを求める、と彼は語る。

「そういった意味でも、カシオの腕時計は私の仕事にとって重要なファクターだ。カシオの腕時計はレッドブルの栄光の戦績に大きく貢献している」(トニー氏) ……中嶋一貴選手が登場 ! !