雑誌+DESIGNING、雑誌Web Designing、マイコミジャーナルの3媒体が、様々なジャンルのクリエイターたちを100人連続で紹介していく新企画。第13回は、マンガ家のタナカカツキが登場。

タナカカツキ プロフィール

1966年、大阪府出身。18歳でマンガ家デビュー。以後、映像作家、アーティストとしても活躍。マンガ家として『オッス! トン子ちゃん』、『バカドリル』(天久聖一との共著)など作品多数。映像作品『ALTOVISION』では「After Effects」や「3ds Max」を駆使して、斬新な映像表現に挑んだ。

Q&A

――この仕事に就こうと思った年齢ときっかけは?

タナカカツキ(以下、タナカ)「8歳。赤塚不二夫のマンガ家入門を読んでしまったのが決定的」

――これまでで一番思い入れのある仕事は?その理由や思い出を教えてください。

タナカ「『笑っていいとも!』の構成ブレーンを1990年~1992年まで勤めました。毎日生放送でスタッフや芸人の放送芸を目の当たりにし、そのすさまじさに打ちのめされ、気が持たず何回も仮病でズル休みをしました。これ以上関わると心の病になってしまうと思って、2年間で辞めました」

映像作品『ALTOVISION』(発売元 ポニーキャニオン)より
映像制作を担当

――この仕事を辞めようと思ったことはありますか?また、そのきっかけは何ですか?

タナカ「ぼくの仕事の内容は、そもそもやってるのか辞めてるのか、実感がありません。が、絵を描くことをやめようとおもったことはないです」

――これから取り組んでみたいこと、関わってみたい仕事は何ですか?

タナカ「世界水草レイアウトコンテストで100位以内に入賞するために、毎日試行錯誤の繰り返しです」

――愛用している、思い入れのある道具や本、ものを教えてください。

タナカ「ピンセット」

写真はタナカ氏が飼う金魚 頂点眼。水草のレイアウトの夢中とのこと

――尊敬している人を教えてください。

タナカ「さだまさし」

――アイデアを練る場所、時間などを教えてください。

タナカ「サウナ」

――1カ月で仕事をしない日は何日ありますか?

タナカ「20日くらい」

――理想的なオフの過ごし方は?

タナカ「友人とおしゃべり、至る笑い死に」

――趣味やコレクションなど、いま、個人的にハマっていることを教えてください。

タナカ「スカイプの会議通話で弾き語りライブ」

――お酒を飲みますか?週何日、どのくらいの量を飲みますか?

タナカ「お酒飲めないです」

――同業でよく飲みにいく、食事をする人は誰ですか?

タナカ「吉本興業所属のぜんじろう(同業じゃないですけど)」

作品紹介

『オッス! トン子ちゃん』(扶桑社刊)著書

『新しいバカドリル ボックスセット』(ポプラ社刊)天久聖一との共著