5月2日(土)、東京・千代田区の日比谷公会堂にて、カプコンの人気タイトル「戦国BASARA」シリーズのイベント「バサラ祭2009~春の陣~」が開催された。恒例のバサラ祭だが、前回の開催からはおよそ1年半の月日を経過。ファン待望の今回は、昼の部と夜の部の2回公演で、各回およそ2,000人のファンが集まった。今回は夜の部の模様についてお届けしたい。

会場の外に設置されたPSP『戦国BASARA バトルヒーローズ』の看板

会場には昼の部、夜の部ともに2,000人のファンが集結した。ちなみに観客の9割以上が女性ファン

開演を待ちきれない2,000人のファンによる熱気が立ち込める会場。まずはchanbaraプロジェクトによるオープニングアクトによって「バサラ祭」が開幕した。和太鼓を使ったパフォーマンスはまさに「祭」にぴったり。ド迫力のパフォーマンスで2,000人の観客を圧倒した。

chanbaraプロジェクトによるド迫力の演舞

chanbaraプロジェクトに続いては、待望のキャスト陣入場。今回のバサラ祭には、伊達政宗役の中井和哉、片倉小十郎役の森川智之、長曾我部元親役の石野竜三、毛利元就役の中原茂、徳川家康役の大川透、松永久秀役の藤原啓治、前田慶次役の森田成一といった7名のキャスト陣と、「戦国BASARA」シリーズプロデューサーの小林裕幸氏によるステージとなった。

待ちに待ったキャスト陣の入場。まずは伊達政宗役の中井和哉がステージに登場した

(写真左から)藤原啓治、中原茂、森川智之、中井和哉、石野竜三、大川透、森田成一

最後に小林プロデューサーが登場し、総勢8名でのステージがスタートした

最初に行われた「トークショー」では、まず各キャストが担当するキャラクターのPSP『戦国BASARA バトルヒーローズ』でのストーリーモードを紹介。観客のほとんどがプレイ済みということで、ネタバレありでのトークが展開された。

自分が演じるキャラクターを絡めつつ、思い思いのトークを展開。会場はまさに笑いの渦に

なお、話題が政宗の英語になった際、

小林「アニメの台本は辛いですよね。英語にフリガナがふってないので」
中井「前々から言っているんですけど、アニメの台本はどういうわけかカタカナがふってないですね。ずっと言ってるんですけど。みなさん、政宗の英語ぐらい簡単だと思うかもしれませんけど、たとえばSeriousとかが縦に書いてあるんですよ……」

とアフレコ時の苦労話などが披露された。ちなみに中井は政宗の英語対策に「喋る英和辞典」を買ったとのことだが……。

フリートークのあと、『戦国BASARA バトルヒーローズ』のオープニングムービーが上映された。各キャストのキャラクターが登場する場面では大きな歓声が上がったが、ひときわ盛り上がったのは、織田信長と豊臣秀吉が登場するシーン。このあたり、まだ見たことのない人は、ぜひともチェックしてもらいたい。

オープニングムービーで盛り上がったあとは、出演者によるゲーム大会「ご当地グルメ争奪! チームトーナメント」。もちろんプレイするタイトルはPSP『戦国BASARA バトルヒーローズ』で、出演者8人が2人ずつのチームに分かれての対戦となった。基本的には自分の演じるキャラクターを使用しての対戦となったが、プレイヤーキャラではない松永久秀役の藤原啓治は真田幸村、小林プロデューサーはお市でのプレイ。賞品となった各キャラクターゆかりの土地の特産品を狙っての勝負となったが……。

チームトーナメント開催!

組み合わせはこのとおり

優勝チームへの賞品はこの中から1人1品、好きなものがプレゼントされる

最初の対戦は中井・森田チーム VS 森川・大川チーム。「ゲームには自信あるが、デフォルトの家康は弱いし、自由合戦では忠勝も出てこない」と嘆く大川だったが……。

第1回戦。真剣な表情でプレイする4人

見事、中井・森田チームが勝利!

続いては石野・藤原チーム VS 中原・小林チーム。前述のとおり、藤原は真田幸村、小林氏はお市でのプレーとなった。小林プロデューサーのテクニックにも注目が集まったが……。

小林プロデューサーは解説をしながらのプレイ。それが影響したか、勝利は石野・藤原チームの手に。満面の笑みを浮かべる藤原啓治だが「どうして勝てたのかわからない」とのこと……

そして決勝戦は中井・森田チーム VS 石野・藤原チーム。はたして、特産品はどちらのチームに?

座り込んでのプレイは森田成一

そして優勝は中井・森田チームに決定

飛び跳ねて喜びを表す中井・森田チーム。選んだ賞品は2人ともコシヒカリ(10キロ)

(次ページでは「バサラ祭2009」後半戦の模様をお伝えする)