【レポート】

宇宙の謎を解明せよ - 人工衛星と"きぼう"の活用で見えてきたものとは

1 宇宙研究の促進を目指す

    小林行雄  [2009/04/20]

    太陽とISSがテーマ

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙科学研究本部(ISAS)は4月11日、都内にて「第28回 宇宙科学講演と映画の会」を開催した。同講演会は、科学技術週間に先駆けて毎年実施されているもので、今年は「太陽と国際宇宙ステーション(ISS)」をメインテーマに開催された。来場者は384名で、会場に入りきれなかった人はロビーに用意されたモニタを通じて講演を聴講するなど、賑わいを見せた。

    JAXA 宇宙科学研究本部長の井上一氏

    現在、宇宙で稼働している日本の人工衛星だが、探査・観測関係で主なものは、地球観測衛星が「あけぼの」「れいめい」「GEOTAIL」、天文観測衛星が「ひので」「すざく」「あかり」、月・惑星探査機が「かぐや」「はやぶさ」といった具合となっている。

    JAXA 宇宙科学研究本部長の井上一氏は、「これらの人工衛星に加え、2008年にはISS内に"きぼう"が完成。これにより微小重力環境を使った取り組みが開始されることとなった。また、2009年6月と9月には船外パレットに取り付けられる船外実験プラットフォームの実験装置が打ち上げられ、ISSでの天体観測などを実施する予定」とさらなる宇宙研究の促進を目指すとする。

    ISSのほか、稼働中の日本の観測衛星および将来計画されている各種観測衛星のCG

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