1セット4,000円の安キャバで出会った痛客
さて、私が1セット4,000円の安キャバで出会った痛客についてお話しします。
だいたい「こういうところって変な人が多いでしょ?」と、とぼけ顔をしている男性ほど当人が変な人そのものであることが大半ですが、彼も例にもれず変な人でした。
本指名のA子嬢に心底惚れているのは一目瞭然だが、定期的に指名嬢を変える。ここまではまだ良いとして、元指名嬢A子と揉める→仲直りする、までをルーティーン(?)としており、なかなかにこだわりのある人でした。
ある日、彼が私を指名してくれたことがありました。
「気まずそうだね。お前、A子と仲良かったもんな? そうやって女の子同士の仲が悪くなるのを見ているのがオレの趣味なんだよね」
と、おじさんは言いました。
そして、前日指名していたA子さんを席に呼ぶと
「お前らそんなに怒んなってえ~」
と、さらにふんぞり返りました。竹内まりやの「けんかをやめて」みたいなシチュエーションを楽しんでいるようでしたが、ああいうことって竹内まりやだから起こりうるのであってですね……。
後日、A子さんと同伴で来店したおじさんは
「仲直りデートしてきた♪」
と、ご満悦でした。よ、よかったね。
安キャバでこれだとガルバやコンカフェはもっとキツそう
今回は「銀座ホステスが1セット4,000円の安キャバで出会った“痛客”」について解説しました。お財布に100万円入っている方から1万円をいただくより、お財布に2万円しか入っていない方から1万円をいただく方がはるかに難易度は高いです。
そして、キャバクラという業態がそもそもガチ恋客を生みやすい。
キャバクラ×安い、という最悪コンボ環境下で痛客は育まれます。安キャバでこれだと、ガールズバー、コンセプトカフェはさらに大変なんじゃないかと想像します。
見返りを求めてしまうような遊び方はおすすめできません。たかが「お遊び」であることを忘れないでくださいね。お大事に。