MCの仕事に充実感

――インタビューの最初に、地元福島のお仕事も増えたとおっしゃっていました。イベントでMCを担当したという記事もよく拝見していたのですが、MCのお仕事はいかがですか?

MCのお仕事はすごく楽しくて、向いてるのかなと思います(笑)。今度、福島県大熊町で行われる大熊警備隊の発表会(※)でも、MCを務めさせていただくことになっていて。大熊警備隊は、格闘家の方々も参加されている警備会社で、イベントには初代タイガーマスクの佐山聡さんや、ウィラサクレックムエタイジムの会長もいらっしゃる予定です。格闘技が大好きなので、今からとても楽しみにしています。

※取材は4月12日に行われたイベント前に実施。

――ムエタイというと、橘さんはトレーニングのためにタイへ行ったこともあるんですよね?

そうなんです! しかも、そのときにお世話になったジムの会長が今回いらっしゃるんです。今回のイベントのお話を聞いたとき、「え、ウィラサクレックさんが来るの!?」と驚いたら、周りの方たちから「会長の来日に喜ぶんだ!」とツッコまれました(笑)。

  • 橘和奈
  • 橘和奈

――視点が格闘家寄りですもんね(笑)。

ウィラサクレック会長は、本当に教えるのがすごくうまいんですよね。そのジムに入って伸びてる選手を何人も知ってるんですけど、彼が天才だからこそだなと私は思っていて。また、お会いできるのが楽しみです。

――格闘技がいかに好きなのかが伝わってきます。では最後に、2025年の抱負をお聞かせください。

グラビアのお仕事を始めてから2年経ったんですけど、まだ一度も表紙をできてないので、表紙を飾りたいです。もう一つは、先ほどもお話したのですが、写真集を出したくて。2月が誕生日だったんですけど、その時にファンのみんなと、今年は絶対に表紙に出るし、写真集を出すからと約束しました。

表紙を飾ったり、写真集を出したりしたことがある方はたくさんいらっしゃるので、そういう方たちと比べたら、自分が望んでいるものは小さくて恥ずかしいから、言葉にしたくないと思うときもありました。でも、人と比べたらキリがないですし、あえてさらけ出して、一つずつ叶えていこうという気持ちに切り替わったので、その二つは絶対に叶えたいです。

お芝居のオーディションに関しては、私は先に台本をもらって、家でたくさん読み込んでいくような形式だと自信を持ってできるんですけど、オーディションはその場で即興のことが結構多くて。例えば、「じゃあ、今からケンカしてみて」と言われても、実際にケンカしたことがないと分からないじゃないですか。でも、自分がしたことないからできないじゃダメで。なので、ドラマやバラエティなどジャンル問わずにできるだけたくさんのものを観て、興味の幅をもうちょっと広げたい。それがオーディションの結果につながってくれたらなと思っています。

■プロフィール
橘和奈(たちばな あいな)
1999年2月22日生まれ。福島県出身。2023年4月に芸能界デビュー し、『FRIDAY』4/21・28合併号(講談社)に初グラビアが掲載。その後も、『週刊ビックコミックスピリッツ』(小学館)、『週刊FLASH』(光文社)、『グラビア ザテレビジョン』(KADOKAWA)などの雑誌に立て続けに登場した。「HAMADOORI13」のPRリーダー、メタバースプロジェクト『元素騎士』公式アンバサダーも務める。Xアカウント(@_aina222)、Instagramアカウント(@a_i_n_a_222)。