iPhone 15で画面上部の黒い部分というのは、「ダイナミックアイランド」のことですね? ダイナミックアイランドとは、ディスプレイ上部のフロントカメラ/センサー付近に設けられた表示スペースで、iPhone 14 Pro/Pro Maxのとき登場、iPhone 15以降はシリーズ全モデルに採用されています。
ダイナミックアイランドは、動作中のアプリの状態やシステム通知の表示などに活用されます。たとえば、音楽を再生中には曲のアルバムジャケットが表示され、時計アプリのタイマーを使用中は残り時間のカウントダウンに使用されます。領域サイズは可変で、表示する内容に応じて伸び縮みするほか、ウィジェットのように拡大させることも可能です。
スクリーンショットは見たままの画面を画像として保存する機能ですから、当然ダイナミックアイランドも含まれます。しかし、ダイナミックアイランドが写り込むと不都合なときには、最初から存在しないかのようにスクリーンショットを撮ることができます。
そのためには、ダイナミックアイランドの動き(ライブアクティビティ)を一時的に停止させる必要があります。操作はかんたん、ダイナミックアイランドを左右どちらかへスワイプすればOK、なにも表示されていない状態(ノッチ状態)でスクリーンショットを撮れば、ダイナミックアイランドが写り込むことはありません。
ダイナミックアイランドを完全に無効化/非表示にすることはできないものの、ライブアクティビティを停止して気にならないようにすることは可能です。いろいろなアプリがダイナミックアイランドを活用するようになっているため、今後は必須のテクになるかもしれませんよ?