Googleは4月19日、PCでモバイルゲームを遊ぶためのプラットフォーム「Google Play Games(ベータ)」を日本で公開した。これに合わせて新たなタイトルへの対応も行っている。

  • Google Play Games(ベータ)

    『ウマ娘 プリティーダービー』にも対応したGoogle Play Games(ベータ)

「Google Play Games(ベータ)」は2021年12月にその存在が発表され2022年1月に香港/韓国/台湾でベータテストが開始された、Android向けゲームをWindows PCで遊べるプラットフォーム。以降、米国やオーストラリア/タイなどに対象を拡大しており、このたび待望の日本でのベータテスト開始となった。

クラウド上でゲームクライアントを動作させてその内容をPCに配信するのではなく、ローカルのWindows PC上にアプリをインストールして実行する仕組みを採用している。ゲームの操作はPCのキーボード/マウスなどで行え、より大きな画面で遊べるのもメリット。データはPCとAndroidのモバイル端末の間でシームレスに同期される。

  • 利用イメージ

    大画面でモバイルゲームを楽しめるのがメリット。操作はPCのキーボード/マウスで行う

対応するゲームには『ドラゴンボール レジェンズ』や『原神』などの人気タイトルが含まれており、今回の日本リリースに合わせ『ウマ娘 プリティーダービー』『FFBE幻影戦争 WAR OF THE VISIONS』『eFootballウイコレ CHAMPION SQUADS』『三國志 覇道』といったタイトルにも対応した。対応タイトルは今後も随時更新されるという。

「Google Play Games(ベータ)」はGoogle PlayのWebサイトから入手可能。システムの最小要件は以下のとおり。

  • OS:Windows 10(v2004)
  • ストレージ:10GBの空き容量があるソリッドステートドライブ(SSD)
  • グラフィックス:Intel UHD グラフィックス 630 または同等品
  • プロセッサ:4コア(物理コア)のCPU(一部のゲームにはインテル製CPUが必要)
  • メモリ:8GBのRAM
  • Windowsの管理者アカウント
  • ハードウェア仮想化が有効になっていること

Googleでは正式なリリースに向けて、開発者とプレイヤーからのフィードバックを元に、引き続き新機能を追加し、開発を進めていくとしている。