企画・宮﨑駿、監督・宮崎吾朗によるスタジオジブリ初のフル3DCG長編アニメーション『アーヤと魔女』。2021年8月27日(金)からの劇場公開を前に、本作の映像化を企画した宮﨑駿のロングインタビュー映像が公開された。

映像では、児童書の『アーヤと魔女』を映画の企画に持ち込んだきっかけや、宮崎吾朗監督の起用に至る流れ、そして作品とアーヤのキャラクターの魅力、原作者のダイアナ・ウィン・ジョーンズとのエピソードなどが語られている。

試写を観た感想の中では、「本当に手放しに褒めてるぐらい、あれを作るのは大変だったと思いますよ。ただストレートに、アーヤの負けてたまるか!ここにいてやる!っていう気持ちが貫かれていて、映画を作る覚悟をちゃんと踏みはずさないでやっていたから、本当に良かった。しかもCG使ってるでしょ、どういう風にやるんだろうって思ったけど、それについても不満がなかったですね。だからスタッフが試写を観て帰ってきたとき、『あぁー面白かった』って席に着きましたよ。最大の褒め言葉だよね」と作品を評価。「鉛筆で書かなくて、CGであることによって、解放されている」と、スタジオジブリの新しい試みである3DCGについても太鼓判を押した。

●【宮﨑駿ロングインタビュー】『劇場版 アーヤと魔女』8/27公開記念

「アーヤと魔女」の児童書に出会ったとき、こんないい企画はないと思いました。
アーヤのしたたかさというのは、ずるいということじゃない。
昔はみんな持っていて、なぜか無くしてしまったもの。
こんな時代を生きるために、必要なことなのです。 ──宮﨑駿

『劇場版 アーヤと魔女』は、2021年8月27日(金)より全国公開。各詳細は公式サイトにて。

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