レノボ・ジャパンは7月28日、Androidタブレットの新製品として、micro HDMI入力を備えてモバイルディスプレイとしても利用できる13型モデル「Yoga Tab 13」と、Googleアシスタントに対応してスマートディスプレイとしても使える11型モデル「Yoga Tab 11」の2製品を発表した。
価格は1モデル展開のYoga Tab 13が87,780円前後。Yoga Tab 11は構成違いで2モデル展開しており、4GBメモリ/128GBストレージモデルが42,900円前後、8GBメモリ/256GBストレージモデルが49,500円前後。いずれもに8月6日から発売を予定する。
Yoga Tab 13
両製品ともにGoogleアシスタント機能を備え、スマートディスプレイとしても利用できるAndroidタブレット「Yoga Smart Tab」の後継機種。今回発表された新モデルでは性能や画質、サウンド面を大幅に強化することで、より快適にさまざまなコンテンツを楽しめるようになったとしている。
大画面高性能モデルとなるYoga Tab 13では、13型の2K解像度(2,160×1,350ドット)ディスプレイを搭載。400ニトの高輝度とsRGB 100%をカバーする高い色再現性を実現し、ドルビービジョンに対応する。また、オーディオ機能も増強されており、スピーカーは前モデルから倍増したJBLの4スピーカーシステムを搭載し、ドルビーアトモス再生に対応する。
本体にmicro HDMI端子を備え、内蔵バッテリーによる外部ディスプレイとして利用できる点も特徴。本体の背面部には新しくシックなスエード調を採用した他、背面のステンレススタンドは0~180度の幅広い可動域を備え、さまざまな利用シーンにフィットするという。
SoCにはQualcomm Snapdragon 870を搭載し、LPDDR5 8GBメモリ、128GBストレージを組み合わせて高い性能を実現。OSはAndroid 11で、Bluetooth 5.2、Wi-Fi 6に対応し、800万画素のインカメラを搭載する他、約12時間使用できるバッテリーを内蔵する。本体サイズはW293.4×D204.0×H6.2~24.9mmで、重さは約830g。
Yoga Tab 11
また、11型2K(2,000×1,200ドット)ディスプレイを採用する「Yoga Tab 11」もラインナップする。本体外装にファブリック素材を用いたほか、SoCにMediaTek Helio G90Tを搭載する点が13型モデルとの主な違いとなっている。180度開閉できるキックスタンドやGoogleアシスタント機能、400ニトの高輝度ディスプレイ、4つのJBLスピーカー、Android 11をインストールする点は共通で、4GBメモリ/128GBストレージモデルと8GBメモリ/256GBストレージモデルを展開する。本体サイズはW256.8×D169×H7.9~23mmで、重さは約650g。