ゼンハイザージャパンは、エントリー向けの完全ワイヤレスイヤホン「CX True Wireless」を7月8日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭価格は17,380円前後を見込む。カラーはブラックとホワイトの2色。
従来の「CX 400BT True Wireless」へのユーザーフィードバックを盛り込みつつ、上位機種の「MOMENTUM True Wireless 2」と同等という、独自開発の7mm径トランスデューサー(ドライバー)を搭載して音質にもこだわり、1万円台後半という購入しやすい価格帯を実現。IPX4防水にも対応する(CX 400BTは非対応)。
Bassブースト機能による「存在感のある低音」を特徴としつつ、「ナチュラルな中音域と繊細でクリアな高音」を追求。独自のコントロールアプリ(無料)を使い、イコライザでユーザーの好みに合わせたサウンドにも調整できる。
クアルコムのBluetooth SoCを採用し、Bluetooth 5.2 Class1に準拠する。対応コーデックはSBC、AAC、aptX。CX 400BTやMOMENTUM True Wireless 2で備えていたLDSアンテナはCX True Wirelessでは非搭載だが、スマートフォンなどのデバイスとの安定した接続性能を追求しており、「(接続性は)従来のCX 400BTよりも上」とのこと。
片耳に2つ、左右合わせて4基のマイクを搭載し、通話性能を強化。左右どちらでも片耳だけで使えるとする。タッチパネルをハウジングに備え、ゼンハイザーロゴをタッチ操作して各種操作が行える点はCX 400BTから変わらない。
バッテリー持ちを強化し、連続再生時間はイヤホン単体で最大9時間で、充電ケースと組み合わせて最大27時間聞ける(CX 400BTは単体7時間、ケース込みで最大20時間)。ケースの充電端子はUSB Type-C。ワイヤレス充電には対応しない。
再生周波数特性は5Hz~21kHz、感度は110dB。重さは両耳あわせて約12g。充電ケーブルやイヤーピースが付属する。