Lenovoは6月23日、USB Type-C接続の15.6型モバイルディスプレイ「ThinkVision M15 Mobile Monitor」を海外発表した。2021年Q3期に発売する予定で、価格は299ユーロの見込み。

  • ThinkVision M15 Mobile Monitor

ThinkPadなどのノートPCやスマートフォンなどに接続して画面を表示できる、USB Type-C接続の15.6型フルHDモバイルディスプレイ。同形状の14型モデル「ThinkVision M14」の兄弟機にあたり、860gの重さで持ち運びやすいため、手軽にセカンドディスプレイを設置できるとする。

本体単体で自立する台座付きのデザインで、台座部分に最大65WをサポートするUSB 3.2 Type-Cポート(DisplayPort 1.2 Alt Mode対応)や電源ボタン、ケンジントンロックを搭載。また、画面の輝度を調節できるボタン、ブルーライト低減ボタンも装備する。ノートPCとつないだ際に画面の高さを調整できるよう、画面手前側を上に持ち上げられるサブスタンドも内蔵。

パネルは15.6型のIPS液晶で、視野角は上下/左右各178度。リフレッシュレートは60Hz、応答速度は最大6ms。VESAマウント100mmに対応する。

なお同じ15.6型サイズで、仕組みやデザインが同等のモバイルディスプレイ「Lenovo L15」も同時発表されているが、「ThinkVision M15」はビジネス利用向け、「Lenovo L15」はコンシューマ利用向けの位置付けという。

  • 本体前面と背面。前面手前には画面の高さを調節できるサブスタンドを内蔵

  • ノートPC、特にThinkPadの画面拡張に適する

  • 台座左右のインタフェース。輝度調整やブルーライト低減モードボタンなども搭載