アユートは、Acoustuneブランドのサブブランドとなる、ワイヤレスオーディオ機器専門ブランド「ANIMA(アニマ)」の日本国内総代理店として新規取り扱いを開始。第一弾製品の完全ワイヤレスイヤホン「ANW01」を7月2日に発売する。価格は16,980円。カラーはブラックとホワイトの2色。
ANIMAブランドは、音質にこだわった有線イヤホンで知られるAcoustune(アコースチューン)ブランドの音作りに対する姿勢はそのままに、よりカジュアルに音楽を楽しみ、ワイヤレスならではの新しい体験を提供するために創設。「アーティストの心のこもった音楽の一音一音を、魂を込めてユーザーの耳に、心に届けたいという想い、ユーザーにとってプラスワンの体験の希望の光となること」を掲げ、ラテン語で”光”と”魂”を表すANIMAをブランド名に冠した。
第一弾の完全ワイヤレスイヤホン「ANW01」は、基本設計と音響面をAcoustuneが監修。従来品の完全ワイヤレスイヤホン用ドライバーでは「目標とする基準への到達が厳しい」として、Acoustune独自のミリンクスドライバー開発で培った知見を活かし、専用のダイナミック型ドライバーユニットを開発した。内部には新開発の小型振動板「CoClear(コクリア)振動板」(6mm径)を採用し、そのポテンシャルを最大限引き出すために磁気回路等のさまざまな最適化調整を行い、小型軽量化しつつもナチュラルで優れた音質を実現したという。
ANW01の最終的なサウンドチューニングにおいては、バンダイナムコゲームスで『アイドルマスター』シリーズなどの楽曲に携わり、サウンドプロデューサー・コンポーザー・DJとしても活躍するTAKU INOUEが監修。
デフォルトのバランス重視な「MIDNIGHT」、MIDNIGHTを基準に低域の量感を調整し、2010年代のサウンドメイキングに合わせたというチューニングの「NIGHT」、エッジの取れたまろやかな音を意識したという「DAY」の3種類のチューニングパターンを用意し、iOS/Androidアプリ「ANIMA Studio」から選んで設定できるようにした。
さらに、システム音声を切り替えるAdvent Voice機能を用意。3種類の“AIアシスタント三姉妹”(「AYA」、「AIMY」、「AIKA」)の音声を搭載し、ANIMA Studioアプリから変更できる。ボイスファイルは今後、有料ダウンロードコンテンツとしても随時追加する予定で、アプリ内課金により「AIRI」(CV:中村繪里子)が使用可能になるとのこと。
アプリではこの他、Acoustuneが開発・監修した音質プロファイルを切り替えられる「Persona Tune」機能も用意し、アプリ内でダウンロード・変更が行える。プロファイルはイヤホン内のメモリに保存されるため、アプリを使わず他の機器に接続しても設定が維持されるという。
Bluetooth 5.1に準拠し、コーデックはSBC、AAC、aptXをサポート。MEMS型マイクを内蔵し、外音取り込み機能も備える。本体はIPX7相当の防水仕様。連続再生時間はaptX接続時で約6時間、充電ケース併用時は最大約15時間。USB Type-C充電に対応する。S/M/Lの3サイズのイヤーピースとイヤーサポートなどが付属する。
パッケージは、バーチャルタレント・キズナアイのキャラクターデザインなどで知られる、イラストレーター・森倉円による描き下ろしイラストを採用。「多機能ながらシンプルで飽きのこないデザインのANW01が、ユーザーのライフスタイルに溶け込み、生活のパートナーになってくれる」という世界観を表現している。